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<山梨県立大>エイプリルフールのうそ記事を実現へ

県立大:深夜開放へ うそから出たまこと、学生の願いに知事動く /山梨」(毎日新聞)という記事から。
 県立大(甲府市飯田、鶴見尚弘学長)は5月の連休明けから、キャンパスのカフェテリアとパソコンコーナーの利用時間を2時間延長し午前0時まで開放する。エープリルフールの1日に、「飯田キャンパス24時間開放へ」の見出しを付けた同大の学生新聞が発行されたことを知った横内正明知事が「学生の要望があるなら」と延長を決めたという。


ちょっといい話です。

公立大も、独立行政法人化されるところが出てくるなど、財政的には厳しいと思います。

運営時間の延長は、当然、人件費・光熱費・セキュリティ等の課題をクリアしないとできません。24時間とは行かないまでも、延長できたのは、いい結果でした。

「学生からの声には耳を傾ける」「実現可能であれば取り組む」という、行政・大学側からのメッセージとしても効果的だっただろうと思います。

学生側もこれをムダにしないように、使い倒してほしいものです。

これを機に、もっと学生の声が集まって、それに対して真剣に検討され、そしてフィードバックされる仕組みができるといいですね。

「留年通告」ゼミ生自殺、高崎経済大准教授を懲戒免職

「留年通告」ゼミ生自殺、高崎経済大准教授を懲戒免職という記事から。

群馬県高崎市の市立高崎経済大学の女子学生(20)が1月に自殺し、大学は9日、ゼミで教えていた経済学部の男性准教授(38)が「理不尽で教育的配慮を欠いた留年通告をした」などとして同日付で懲戒免職処分にした。


未提出だった2名のうち、この学生にだけ催促のメールを送っているというところに、単に「指導」以外の、何らかの意図が織り込まれているような気がします。

それはともかく、2年生の段階からゼミを必修としているのがこの大学の特徴。
普通は、1科目単位を落としたところで、即留年とはならないはずだが、必修となると進級できないということもありえます。
したがって、ゼミを落とす=留年という、この教員の言い分も間違いではないということになります。
ここでは、留年云々よりも、単位の認定方法は正しいものであったか、大学内でオーソライズされたものであったか、ということが問題だと言えるでしょう。

単位認定に関連して、もう一件ニュース。
立命大・経営学部で「カラ講義」 文科省、「重大な違反」と指摘
こちらは逆に単位認定が甘すぎる話。

教える側と教えられる側は、上下関係が構築されがち。
これが、場合によっては、売り手←顧客となって、力関係が逆転する場合もありえる。

大学側は、学生に、「この科目は何を目標とする」ということを約束し、逆に学生側にも義務と協力を求める、そんな大人の関係を築けないものでしょうか。
そのためのシラバスだと思います。

教育や基礎学力の必要性で講演 京大で学力格差シンポ

教育や基礎学力の必要性で講演 京大で学力格差シンポという記事から。

「1997、98年を境に、親の経済状況や教養レベルなどで格差が拡大し、勉強させるか放置するかの二極化が生じた」というコメントがあります。

一般的には、親の経済状況による格差について触れられることが多いのですが、そこに「教養レベル」がかかっています。
これは、「教育熱心度」とはまた違うのでしょう。

学力が高い=教養レベルも高いとなると、単に二極化するというだけでなく、その状況が子どもの代にまで固定化されるという問題が、さらに生まれてきます。


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