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学校のIT機器買い替えサイクルを考える

Windows 98/Meのセキュリティ情報を提供する学校向け電話窓口が開設』(IT Pro)という記事から。
 ICT教育推進プログラム協議会は2007年6月8日、Windows 98およびWindows Meを教育現場で利用している教職員向けに、それらのセキュリティ情報を提供する「学校向けWindows 98/Meインフォメーションセンター」を開設した。同協議会の事務局を務めるマイクロソフトが運営する。

 ICT教育推進プログラム協議会とは、教育機関における情報コミュニケーション技術の向上のために組織された団体。NPO法人や大手新聞社、ソフトウエアメーカーなどが会員になっている。

昨年、マイクロソフトからのサポートが終了したWindows 98/Me。
今後、重大な問題が発生しても、修正バッチなどは一切提供されない。
98年に発売されて、まだ10年経っていないのだが、Windows自体はすでにXPからVistaへと2世代進んでいる。
一台20万程度だとしても、一つの学校単位で考えると、何十台とあるわけで、かなりの予算をかけて購入しているはず。
パソコンの進歩から考えると、3年、長くて5年ぐらいで買い換えていく、というのは、普通のこと。
しかし、学校の備品をそのサイクルで買い換えていく、というのはちょっと考えられない。

授業に使うとなると、生徒分同じ機器が必要なので、買い替えタイミングをずらして順次新しいものを入れていくということもできないでしょう。

自治体単位で考えれば、毎年、順番に一つの学校でまるごと入れ替えていくことによって、予算を分散させることができますが、どうやっているのでしょうね。
平均どれくらいで入れ替わっているのでしょう?

マイクロソフトとPCメーカーで協力すれば、年間費用いくら、という形で3年に一回のPCの入れ替えとOSのサポートをしていく、ということもできそうですが。

小学校・教師と児童のパソコンデビュー
中学校におけるパソコンの導入と活用

携帯電話のリテラシーについて考える

ナイジェリアの大学入学試(原文ママ)で、約2000人が携帯電話でカンニング』(AFP BBnews)という記事から。
ナイジェリアで行われた大学入学試験で約2000人の受験生が携帯電話をつかったカンニングで捕まるという事件が起きた。1日、ナイジェリアの複数の新聞が伝えた。
<中略>
 ほかの手口も含め、何らかのカンニングをしたとして捕まった受験生は、4万43人にも上ったという。さらに、筆跡の違いから2万1466人に不正受験の疑いがあり、調査が進められている。
 また、299人の試験監督と外部の人間が不正受験に関与したと思われる。(c)AFP

受験者85万人中、5%がカンニングで捕まっているというのもすごい数字ですね。
見つからなかった人もいるでしょうからね。

Bluetoothなどを使えば、携帯電話はカバンの中でも、いろいろとできそうですからね。
まあ、不正が見つかっているということだったら、不正がまかり通っているということでもないので、まだ救いはありそうです。

こんな記事もありました。
子どもとケータイ 「わが家のルール」伝えて
学校では、以前は持ち込みを禁じるようなところも多かったようですが、安全という面では認めざるを得なくなってきていることでしょう。
それでも、授業中は電源OFFとか、何らかの規制をしていると思います。

逆に、授業で使えないものかという気もします。
「もっていない子もいるのにどうするのか?」「通信費は?」など問題はあるでしょうね。
ただ、少なくとも、機能的なリテラシーは子どもの方がどんどん進んでいきますので、マナーやルールといった面では、家庭だけではなく、学校という社会で教えるべきではないかと思います。「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」ではなく、生徒達自身が、周囲の人たちが気持ちよく過ごせる携帯の使い方を考える、あるいは、周りに迷惑をかけない新しい携帯そのもののアイデアを考えるといった感じ進めればいいのではないでしょうか。
その中で、携帯の使い方ので、「空いている電車の中で通話する」「満員電車の中でメールをする」「食事中にメールをする」など具体的な携帯の使い方について、生徒と社会の人たちでの許容度の違いなどを調べたりすれば、理解しやすいのではないでしょうか。

ちなみに、私はクルマを運転している時に、助手席でケータイを触られるのが嫌いです。
右ハンドルのクルマであれば、助手席に座ったものは、例えば交差点で左から来るクルマの有無を確認したり、左折時には左後方を確認したり、やることはいっぱいあります。
ドライバーは完璧ではありませんので、積極的に助手をすべきだと考えています。

講義の無料配信について考える

米国大学の講義や授業を無料配信する「iTunes U」。日本でも利用可能』(Broad Band Watch)という記事から。
米Appleは、米国内にある大学から提供を受けたコンテンツをiTunes Storeで配信する「iTunes U」の提供を開始した。利用は無料。日本向けのiTunes Storeでも利用できる。

 iTunes Uは、スタンフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校、デューク大学、マサチューセッツ工科大学などをはじめとした米国にある著名大学から提供を受けたコンテンツを配信する専用エリア。教育課程の講義や語学授業、研究デモに加えて、スポーツやキャンパスツアーといったコンテンツが用意されている。

日本でも、東大などはPodcastの配信をやっていますね。

コンテンツをアップするだけなら誰でもできますが、アップル側が大学のコンテンツだけを集めてまとめたようです。
「まとめる」というレベルではなく、積極的に協力して制作している、と言う感じですね。

アメリカでは、大学の講義そのものは、パブリックなものである、という認識があるのでしょうか。
日本で、大学の講義を無料配信するとなると、「学費を払っている学生の利益が・・・」と紛糾しそうです。
学生に提供する価値とは、講義そのものではなくて、教授とのコミュニケーションや、最終的に単位が認定され卒業という認証を得ることだ、という認識なのでしょうかね。

それはさておき、通常のiTunes内の機能がそのまま使えるのであれば、
ユーザーはプレイリストを作って公開できますので、例えば、
「マーケティング担当になった人のための講座」
「マネージャーになったら見る講座」
「環境に興味のある高校生のための講座」
といったように、複数の講座を組み合わせて、オススメすることができるのではないかと思います。

こうやって、裾野を広げておけば、キャンパスツアーなどのコンテンツもあるので、広報的にも効果があるのではないかと思います。

ちょっと、おもしろそうです。



地域大学SNSについて考える

キャンパスSNS開設 徳大大学院呼び掛け、四国の4大学参加』(徳島新聞)という記事から。
 特定地域内の登録した住民同士がパソコンや携帯電話を使いネット上で交流する地域ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の大学版となる「四国キャンパスSNS」を、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部などが四国の四大学に参加を呼び掛けて立ち上げた。学生同士や教職員、OBの交流を促し、学業やサークル活動、就職などの情報交換に活用。二年後をめどに会員を四国全域の大学に広げ、大学生活を支える新たな共同体に育てる計画だ。

 四国キャンパスSNSは、四国の大学間の連携を図ろうと、徳島大のほか四国、香川、高知工科三大学の学生に呼び掛けて一月二十三日に開設。導入を提案した同研究部の矢野米雄教授らが富士通四国システムズ(高松市)と共同開発したシステムを使い、徳島大で管理運用している。入会者がメールで招待する方式を採用し、会員は当初の数人から約二百八十人に増加。現在は学生と教職員中心だが、近く卒業生らにも拡大するとともに、四国の他の大学生にも呼び掛ける。

地域SNSの草分けでもあるドコイコも、香川県の学生ベンチャーでしたね。

さて、地域SNSの大学版ということですが、どうしても「mixiではだめなのか」という疑問が出てきます。

多くの学生がmixiをやっていて、特に就職活動の情報交換などを積極的にやっているようです。
実際、就職という場面では、全国規模で学生が動くことになると思いますので、大規模なコミュニティの方がメリットが大きいと思います。

では、地域SNSのメリットというのは何でしょうか。

ひとつは、「リアルとの距離感」ではないでしょうか。
学生の活動で例えれば、「レポートでインタビューが必要なので、誰か協力して」「サークルで映画を撮影します。こんなロケ地ないですか?ついでにエキストラ募集!」という
形で、すぐにリアルな行動に移しやすい、というメリットがあると思います。
ネット上のコミュニティから、リアルな接触に移行するということは、リスクも伴いますが、そのリスクが地域SNSの場合は低い、ということが言えるでしょう。

また、先の就職活動の場合でも、大規模なコミュニティには載ってこない、地元の企業の情報などは、やはり地域SNSの方が、ディープな情報交換ができそうです。

それでも、mixiの中の地域コミュと、ままり変わらない、ということになります。

最終的には「まず全国があって、その中の地域」ではなくて「まず地域がすべて」という、クニ意識というか泥臭さというか、そういうものがいい方向に醸成されていくといいですね。

私自身は、mixiをやりかけて面倒くさくなって止めてしまった前歴があります。

ポッドキャストやブログをどう大学教育に使うか?

「大学教員の多くが,ポッドキャストやブログの教育的な利用価値を認めている」,米調査』(IT Pro)と言う記事から。
 大手学術出版社の米Thomson Learningは米国時間5月7日,「多くの大学教員が,ポッドキャスト,ブログ,ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)の教育的な利用価値を認めている」とする調査結果を発表した。

 今回の調査は,4年制または2年制大学で人文科学,社会科学,経営学,経済学を専門とする677人の教員を対象に実施したもの。それによると,新しいメディア・ツールは学生の間で人気が高いため,大学職員は高等教育におけるコミュニケーションおよび学習ツールとして利用価値があると認識していることが明らかになった。


記事では、このようなメディア・デバイスの目新しさ、食いつきの良さに注目をされているようです。

しかし、これらのメディアの特性を活かすことにより、学び方そのものが変わる可能性を秘めていると感じています。

日本の大学生、特に今回の調査に協力しているような文系の大学生は、講義時間以外にどれくらい勉強しているでしょうか。
手元に調査資料などはありませんが、イメージとしては、それほどしていないような気がしています。

でも、大学が付与する単位は、1単位45時間の学習時間を基本としています。
多くの大学では、講義15時間+自習30時間という考え方をしているはずです。
1時間の講義に対して、予習1時間、復習1時間です。

これらのメディア、デバイスは、時間と場所を開放することができますので、この自習に大きな力を発揮するのではないかと思います。

講義の終了時に、レポートのテーマを与えて、学生はそのレポートを自分のブログに上げる。各学生のレポートをマッシュアップしたものが、科目のブログに上がる。学生は、他の学生のレポートにコメントをつける。その上で次の講義に臨む。
紙のレポートだと、1週間でこの作業をするのは、かなり難しいと思います。

ポッドキャストはどう使えばいいのでしょう。
復習用に、授業の動画を上げるとか?
もっと、いい使い方を考えてみたいと思います。

自習ソフトの活用で、弱点を克服できるか?

自習ソフト、高校でも「聞けなかったこと勉強できる」(読売新聞)という記事から。
 高校生に自習を促す試みの中で、習熟度に応じた教材プリントを自分で印刷できるパソコンソフトを活用する動きが出てきた。中学レベルまで戻って学び直すこともでき、「恥ずかしくて周囲に聞けなかったことも勉強できる」と、生徒側の評判は上々だ。

 大阪府立守口東高校の自習室には4台のノート型パソコンが並んでいる。画面で「数学」をクリックすると、最初に様々な単元が出てくる。試しに三角比を選ぶと、基本、例題、応用と段階別の問題の画面に。どのレベルを試すかを生徒が決めて教材プリントを印刷し、挑戦できる。

 問題が難しい時にはプリントのバーコードをなぞると、音声付きの解説画面が出てくる。自習室を開放する時には大学生のボランティアが常駐しており、わからないことを尋ねることもできる、という。

確かに、個人の習熟度に合わせて対応できる、という点では、このようなシステムは有効だと思います。

この記事によると、どの問題にチャレンジするか、どのレベルにチャレンジするかはユーザー側が選択するようです。
最初はそれでもいいと思いますが、進んでいったら、弱点分野を診断して、補強すべきところを教えてくれるといいですね。
せっかくPCを使用するのであれば、ある問題がクリアできたら、その問題と関連の深い問題に進むようにしたり、ある問題でつまづいたら、どこに戻ってやり直せばいいのか、といったナビゲーションがあったら良さそうです。

また、最後のコメントの部分は、教材会社の担当者に軍配が上がりそうです。
 ただ、生徒に興味を持ってもらうことに苦労するケースもあり、利用率が思うように高まらないことに悩むケースもある。ソフトを開発した教材会社の担当者は、「高校では自分の課題克服をあきらめている生徒が多い。まず自習室に足を運んでもらうことが課題になる」と話す。

 大学生らの学力低下問題などに詳しい茨城大教育学部の曽我日出夫教授(数理物理学)は「利用率を高めるためには、パソコンで取り出せる教材の中に宿題のヒントがあったり、テストがそこから出題されたりするなど、利用すると実益が上がるような仕掛けが必要だろう。パソコン任せでなく教師のフォローも重要な要素だ」と話している。

おそらく、利用率が高まらない高校では、テスト問題がこのソフトから出題されても、利用率は高まらないと思います。
なぜなら、テストで得点をとることそのものに興味があるのか、という問題があるからです。
いろいろなギミックや、具体的なインセンティブで、問題に向かわせることはできるかもしれません。
ここで、教師はどのようなフォローが必要なのでしょうか。
知ること、理解することそのものを「楽しい」と感じてもらえたら、ずいぶん楽でしょうね。
実際には「弱点を克服しないといけない」という意識をどう持たせるか、ということになるのでしょう。


メールの送受信が多い大学生ほど、日本語能力が低い?

大丈夫か日本語:メール使う人ほど日本語力低い?」(ITmedia/産経新聞)という記事から。
独立行政法人メディア教育開発センターは昨年、大学生約1200人の1日平均の携帯メール送受信回数と日本語の基礎学力の相関関係を調べた。「中学レベル」と判定された学生の平均が1日約32回だったのに対し、「高1レベル」は約27回、「高3レベル」は約15回。送受信回数が多い学生ほど日本語テストの点数が低いという結果が出た。

 「言葉足らずなやりとりなので、送受信回数は増える。結果として、読書などの時間が削られ、語彙力の低下を招いているのではないか」

 調査を取りまとめた小野博教授(コミュニケーション科学)の分析だ。

私自身も身に覚えがあります。
日常的にPCを使用していると、ふと手書きで書かないといけない場面で、全く漢字がでてこない、ということはよくあります。
なんとなく漢字の形は思い出せるのですが、詳細がでてこないのです。

また、メールによる独特な文字の使い方などは、何も日本に限ったことではないようです。
「携帯メールが文章能力に悪影響」――アイルランド教育機関」(ITmedia/ロイター)という記事もあります。

でも、私はかすかな可能性を信じています。
歴史上、若い世代が、こんなに文字によるコミュニケーションを盛んにしていた時代があったでしょうか。

ここをスタート地点にすることはできませんか。

短文や省略した言い回しは、もともとはパケット代を節約するといった目的もあったのでしょう。
また、同じ世代だけで通じる、一種の暗号という要素もあるでしょう。

それはそれで、ひとつの文法です。

そして、会話や手紙など、その他のコミュニケーション方法にも、そこでしか通じない文法があります。
メールで、まず文字によるコミュニケーションに慣れ、世の中には、さまざまなコミュニケーション方法があり、そこにはそれぞれの文法がある、と広げていくことはできないでしょうか。

メールを使っていない=他の方法でコミュニケーションをとってる=だから、国語のリテラシーが高い、というわけではないと思いますので、何とかできそうな気がします。

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近畿大学、入学式の7箇所同時中継とインターネット配信

近畿大学、入学式の7ヵ所同時中継とインターネット配信を実施」(ascii.jp)という記事から。

近畿大学、東大阪ケーブルテレビ(株)、関西マルチメディアサービス(株)は11日、今月3日に行なわれた2007年度近畿大学入学式において、式の模様をケーブルテレビ用回線(CATV網)経由で構内7会場に同時中継するとともに、ストリーミング配信によるインターネットでの生中継を実施したと発表した。近畿大学では2002年度から入学式の動画をインターネットで生中継しているが、CATV網の利用と構内別会場での同時中継は今回が初めてという。


すごいことになっていますね。
近畿大学ほどの規模になると、新入生だけでも一同に会することは難しいでしょう。
さらに、今は大学の入学式に保護者が出席するのは当たり前になってきていますので、1人ずつでも参加すれば、さらに倍、ということになっていまいます。

また、「入学式」そのもののが日本独特のものらしいです。
すくなくとも、アメリカでは、「この日までに授業を登録してね」とアナウンスされているだけで、特別な式典はないそうです。

まず、「この大学に来てよかった」と思われなければ、その後の勉学へのモチベーションが上がりませんから、入学式に力を入れるのはいいことだと思います。
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