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タグ・ホイヤー@銀座でブランドについて考える

先日AMNのブロガーイベント「タグ・ホイヤー@銀座 〜TAG Heuerと新しいコミュニケーションの形〜」に参加してきました。

AMNのイベントは、サイバー大学に続いて2回目。今回は大学や教育とは直接関係はないのですが、ちょうど「地味な宇都宮大をブランド化 について考える」のエントリーで、大学のブランドについて考えたところだったので、世間一般的にブランドと呼ばれている企業が、ブランドについて何を考えているのかと思い、参加してみました。

個人的には、以前復刻版が出ていた クラシックラインのMONZAというモデルが憧れの一品だったのですが、残念ながら現在はラインナップにはありません。


さらに遡ると、やはりF1、特にアイルトン・セナのイメージですね。

今は、少なくとも日本においてはモータースポーツは下火ですし、ブランドのイメージをどこに持っていこうとしているのでしょうか。
このブログは、レビューブログではありませんので、レポートなどは他の方にお任せします。
AMNのレポートページに参加者のブログへのリンクが貼られていますので、ご参照ください。
AMNイベントレポート
4月16日(木)「タグ・ホイヤー@銀座」〜TAG Heuerと新しいコミュニケーションの形〜


宇都宮大のエントリーでは、「ブランドとは他といかに区別されるかということ」だと書きました。
そういう点では、タグ・ホイヤーはなかなか難しいところにあるのではないかと思います。

そこで、タグ・ホイヤーでは、スポーツとエレガンスの融合をブランドイメージに持ってこようとしています。
スポーツとラクシャリーあるいはエレガンスというのは、ものすごく分かりやすいです。納得感があります。
ただ問題は、ライバルとされる同じスイスの高級時計メーカーR社もO社も、やはりスポーツのイメージを持っているということです。
そうなると、「どう区別されるか」というのはなかなか難しいですね。
この辺、大学についても「やっぱり伝統のある総合大が強い」という話につながってしまいます。

また、マーケティングとしては、とにかく時計が主役になりすぎているということが気になりました。
時計屋なんだから時計が主役なのは当り前なのですが、今の世の中、腕時計が必要とされる場面は、そうそうありません。
スポーツ&エレガンスはわかるのですが、それを選択する人は、時計だけでなくライフスタイルそのものもスポーツ&エレガンスなハズ。どんなファッションの人に似合うのか、もう一つイメージが沸かないのです。
そういう提案が欲しいと思いました。
これは、学問としての面白さ、社会における重要性はともかく、その学問を学ぶことによってあなたがどうなるのか、そういった提案が必要なんだろうなぁ、ということを連想しました。

まあ、メーカーとしては、そういう悩みもあって、こうやってブロガーとのコミュニケーションの場を作ったということでもあるのでしょう。

店舗を案内していただき、印象的だったのは、入り口。
もともとブランドの店舗というのは敷居が高いものですが、こちらの店舗の入り口は比較的オープンな作りになっています。店舗内も、カウンター越しに店員と客が対峙するような形ではなく、ディスプレイが島になっていますので、これもオープンな雰囲気を演出しています。
そして入り口に一歩踏み入れたところ、ここがとても重要なんだそうです。
タグ・ホイヤーというと時計、ですがこちらの銀座店ではアイウェアも取り扱っています。そして男性用ではなくもちろん女性用も扱っています。そういったラインナップを、入店してすぐに分かるように、入り口そばにディスプレイされています。

大学は店舗ではありませんので、校門入ってすぐ・・・ということではありませんが、HPや大学案内の作り、あるいはある意味入り口である入試広報課のあり方を考える際のポイントにもなるのではないでしょうか。
いろいろなショップの入り口を、そういう視点で見てみると、何か発見があるかもしれません。


ところで、ショップのマネージャー氏にうかがったところ、「モンツァは、アウトレットで扱っているかも」とのこと。まあ、アウトレットで少々お安くなったところで、買える値段ではないわけですが。
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