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センター試験リスニング 249人が再テストについて考える

さて、センター試験がはじまりました。(書いている時点では、すでに終わっているわけですが)
そして、やはり報告されるリスニングのトラブルです。

昨年のエントリー「センター試験終了、もろもろトラブルについて考える」で、『ICプレイヤーのような機器を使っている時点で、「何もない」ということはあり得ない』と書きました。
受験生としては、鉛筆が折れることがあるのと同じように、機器が作動しないこともある、ぐらいの心構えでいてほしいと思います。

センター試験 リスニング249人再テスト 機器不具合など申し出』(東京新聞)という記事から。
 約五十四万人が出願した大学入試センター試験は初日の十七日、公民、地理歴史、国語、外国語、英語リスニングの試験を終えた。英語リスニング試験のやり直しをした受験者は前年度より増え、二百四十九人だった。
 各教科の受験者数と受験率は、公民三十万五千六百三十九人(56・2%)、地理歴史三十五万九千九百三十六人(66・2%)、国語四十八万四千八百八十四人(89・1%)、外国語五十万千百十五人(92・1%)、英語リスニング四十九万四千三百五十人(90・9%)。(後略)

約50万人が受験しての再テスト249人です。全てが、機器の不良だとしても、不良品率0.05%です。電機製品の一般的に許容される非良品率がどれくらいかはわかりませんが、これぐらいの数であれば、全数検査をしても発生するのではないでしょうか。

このICプレーヤーは、どこのメーカーが作っているのかは公にはされていませんが、記憶媒体がメモリースティックであること(普通の規格とはちょっとちがうようですが)、使用されている電池のメーカーから、どこの製品であるかは明らかです。
「センター試験 IC 分解」といったキーワードで検索すれば、分解レポートが詳しくアップしたサイトが見つかるはずです。

だいたい2000円ぐらいのものだろうと思われますが、これがメモリーもプレーヤーも他の用途にはまったく使えずに、使い捨て。
来年からは、再利用型のものに切り替わるそうですが、そのコストはきっと新しいものを使うよりも高いのでしょうね。何か別の方法はないものでしょうか。

今の個別音源形式を続けるのであれば、例えば、持ち帰った受験生が自分の高校に寄付をして、後輩たちが学習のために使えるような流れは作れませんか?
メモリーを一般の規格に合わせて、データ形式を公開して、教材会社や模試事業者も使えるようにすれば、次の受験生は本物の機器で練習をすることができます。

大学入試センターのガイダンスを見てみると、恐らく誤操作を防ぐためだと思われますが、「ボタンを長押しする」というあまり他の機器では見られない操作をします。
再テスト受験生の中には、操作ミスによるものもいるはず。その数を減らすことにもなりませんか?
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