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大学院生の5人に1人は社会人 について考える

私の知人でも、何人か働きながら大学院に通っていた人、通っている人がいます。

大学院を修了しても就職先がない人がいる一方で、ステップアップのために大学院に通う社会人が増えている。

もちろん、学術的な研究の分野と、高度専門職養成では大きな違いはあるのですが、それでも、大学院がキャリアに役立つのか、役だ立たないのかよくわからない、なんとなく不思議な状況ではあります。

大学院生の5人に1人は社会人』(イザ)という記事から。
 大学院生の5人に1人が社会人−。文部科学省が7日に発表した学校基本調査(速報値)で、大学院生のうち社会人(退職者、主婦含む)が占める割合が20・4%(前年度比0・9ポイント増)で過去最高になったことが分かった。また、学部・大学院全体で女子が初めて4割を超え、40・2%(同0・4ポイント増)となった。(後略)

理系学部であれば、修士卒で就職というのがひとつのパターンとして根付いているように思いますが、文系学部では、学部卒でそのまま大学院に進学しても、就職においてはメリットがないどころか、ややハンディキャップにもなるというのが現実ではないでしょうか。

アメリカの大学でMBAを取得してきた人の談話で、「授業で得られる知識・スキルはたいした物ではないが、そこで作った人的なネットワークがキャリアに活かされる」的な話がよくあったりします。

その点では、学部卒でそのまま大学院に進むよりも、いったん社会人になってから大学院に戻ってくる方が、大学院の人脈は活かせそうです。

新卒一括採用というのは、終身雇用とセットで成立していたものだと思っていましたが、終身雇用が崩れてからも、新卒一括採用のシステムが崩れる様子は見えません。

しかし、人の寿命も延びていることですし、30歳ぐらいまでは「若者」というのが、今の日本の社会一般の認識でもあります。
新卒での就職をある種のインターンシップのようなものだと考え、3年ほど働いたら、また大学にもどってその経験を活かしつつ、再び勉強をするというのもいいでしょう。

そう考えると、新卒の社会人が3年で会社を辞めてしまうことも、もっと前向きなキャリア形成のプロセスだと捉えてもいいのではないでしょうか。

comments

世の中高度化しており、 大学院等で専門的な知識を体系的に勉強することが 益々重要となりましょうか?

Ghoshal and Bartlett, in their book The Individual Corporation, explains that the employees need be empowered with implementing plans to make their companies competitive and their education. Top management supports employees’ entrepreneurial initiatives and ensure employability through growth of business. S.Ghoshal & C.A.Bartlett, The Individualized Corporation, A Harperbusiness Book,1997,p.287
http://www009.upp.so-net.ne.jp/juka/Lifetimecontractchart1.pdf


http://knol.google.com/k/eiji-a-j-hagiwara/use-of-internet-websites-and-work-flow/2cg2xof6ancr8/3#

社会人のAcademic Carrier発達に関する調査、 山浦教授。
何故大学院に通う社員を快く思わないのか 社会学的な考察の対象となりましょうか?

http://db1.wdc-jp.com/cgi-bin/jssp/wbpnew/master/download.php?submission_id=2006-E-0020&type=1

  • BetterWorldPilot
  • 2009/10/12 3:28 AM

学位を持っている人間が経営トップにつけば、また状況はかわるのでしょうね。

  • kange
  • 2009/10/16 12:25 AM
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