September 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

専門職業大学第1号に片柳学園 IT・アニメ・建築学科を検討 について考える

企業において即戦力となる人材の養成を目指して、職業教育に特化した高等教育機関として「専門職業大学(仮)」の創設に向けて法改正が進められようとしています。

このブログでも、「中教審「専門職業大学」創設の答申案 について考える」で、大学や短大と同じ位置づけならば、新たな機関を作る必要があるのか?という、とても素朴な疑問を書いています。

その専門職業大学の設置を表明する法人が出てきました。

「専門職業大学」第1号に片柳学園−19年度、IT・アニメ・建築学科を検討(日刊工業新聞)という記事から。
東京工科大学や日本工学院専門学校を経営する片柳学園(東京都大田区)は、2019年度に新制度の教育機関「専門職業大学(仮称)=用語参照」を開設する。高度職業人育成に向けた文部科学省の新制度で第1号を狙う。建築やITなど1―3学科を開設。建築では「飛行ロボット(ドローン)測量」や産業分野で一般的なソフトウエアの科目を配置する。国内最大規模の生徒数をもつ専門学校を有する学校法人の参入表明で専門職業大学の実現に弾みが付く。(後略)

まだ、制度設計をしている段階ですが、先が見えないところで、大丈夫なのでしょうか。
まあ、関係者が部会委員を務めているにもかかわらず、そこで答申を出した新大学の制度に参加しないわけにはいかない、ということかもしれませんね。
大学も専門学校も両方あるのだから、どうころんでも新大学を作れないということはないだろう、という算段もあるのでしょう。

でも、そうなると、ますます、なんのための教育機関なんだろう?という気がします。

片柳学園は、1つのキャンパスの中に大学の施設、専門学校の施設、共有の施設という形で、一体化されています。
新大学も、同じように、このキャンパスに同居するのでしょうか。

同じキャンパスの中に、同じような分野が、大学にも、専門職業大学にも、専門学校にあって、進学先を考える受験生は、何をどうやって選ぶことになるのでしょうね。
大学の学部学科や専門学校の学科にも手を入れて、再編ということになれば、まだ分かりやすくはなりそうな気はしますが。
pagetop