May 2018  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

大学のお得朝食人気、生活リズム改善に効果 について考える

大学の100円朝食が各地で広まっていますね。
これだけ広まるということは、話題性だけではなくて、何かしらの効果が認められているのでしょう。

大阪大では、期間限定ですが、企業と連携して無料朝食を提供されていて、学生の反応も良いようです。

大学のお得朝食人気 生活リズム改善に効果(大阪日日新聞)という記事から。
 「100円朝食」などで知られる、大学で人気のお得な朝食サービスが新たな展開をみせている。わが子の生活リズムを正したい、と保護者の要望で始めたケースが多く、広く定着。生活費を節約したい学生のニーズに合致し、大学側にとっては入学志望者や親を引き付けるアピールポイントとなっている。大阪大は“産学連携”で無料朝食を提供。豊中キャンパス(大阪府豊中市)に潜入し、学生の反応を追った。(後略)

大阪大の無料朝食については、昨年取り上げました。
大阪大:ケロッグの無料朝食、選べるシリアル3種類を提供 について考える
この時は限定200食だったようですが、今は300食に拡大しているんですね。

経済的な支援のほかに、朝から大学に来る生活習慣を確立するという効果も期待できそうですから、例えば、1限目の授業の出席率向上といった数値で表れてくると面白いですね。

さらに、この大阪大の施策が興味深いのは、実施期間が5月17日〜6月10日であるということ。

少し前のエントリー「大学の成績は1年次で決まる? について考える」で紹介した記事「大学成績 1年で決まる? 卒業時と一致 東京理科大調査」(毎日新聞)には、こんな分析もありました。
「最初の鬼門」と指摘するのが、6月の第1週だ。例年1年生の1割ほどがこの時期に授業に出てこなくなり、成績不振や留年につながるケースが目立つ

無料朝食期間は、この鬼門に、ズバリぶつけてきています。

大阪大の場合は企業との連携によって実施されていますので、大学の負担も軽減されているでしょうが、例えば、無料朝食に1人あたり300円の予算が必要だとして、300人で20日間実施すると、合計180万円。
この時期からの不登校→退学となってしまう1年生を1人でも救うことができれば、それだけでも価値のある施策ということになります。
pagetop