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就活前倒し、留学組困った について考える

少し前に、「花王や北大など17社・11校連携で大学1年から長期インターン について考える」というエントリーで、次のようなことを書いています。

新卒一括採用のシステムをとっている限り、「就職活動の時期をどうするのか?」という問題から脱却するのは難しい。

もし、国内で普通に4年間大学に通っているにとってベストな方法があったとしても、今度は、編入してきた学生にとってどうなのか? 留学する学生にとってはどうなのか?とクリアすべき問題はまだまだあります。

就活前倒し、留学組困った「就職浪人覚悟」「単位諦め帰国」大学、秋採用求める(日本経済新聞)という記事から。
 今年の就職活動で、面接選考の解禁時期が2カ月前倒しされ6月1日となったことに、海外に留学した大学4年生が頭を抱えている。留学を終えて帰国するのは通常、6月以降になるためだ。やむを得ず留学を切り上げたり、就職浪人を考えたりする学生が続出。事態を重く見た大学側は、経団連や企業に秋採用の実施などを求めている。(後略)

特に最近は留学必須の大学・学部も増えてきています。6月以降に帰国する学生は採用の対象外なんてことになってしまったら、その大学・学部からはまるごと入社希望者を受け付けません、ということになりかねません(学生によって、留学時期は異なるでしょうが)。

冒頭で紹介したエントリーでは、「一つの企業の中でも、いろいろな採用ルートができていく」という将来像(もう、始まっているとも思いますが)についても触れています。

この「いろいろな採用ルート」に、留学していた学生を対象にしたルートも含まれていくのでしょうね。

これだけ留学生が困っているということは、海外で学ぶという経験をしてきた学生をピンポイントで狙いたい企業にとっては、大きなチャンスですよね。

早期帰国なんてしなくても、最初の段階は、Web上での書面のやりとりと、Skypeで面接しますよ…最終段階は帰国後でOKです…で済む話。

早期に内定者を確保するという面では他社を出し抜こうとするのだから、別の面でも他社と違うことをして内定者を確保しようとしてもいいはずなのですが。

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