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大学の授業内容は誰が決めるのか について考える

高校生の頃、「大学に行ったら時間割は自分で作るんだよ」と、聞かされていました。
確かに、自分で履修科目を決めて登録するのですが、いったい何を決め手に考えればいいのか、さっぱり分かりませんでした。

今はシラバスがありますから、その授業で何をするのかという情報は揃っていますが、私の頃は科目名とわずかな授業概要から決めなければいけませんでした。
「何を」についてはある程度分かるのですが、「どうやって」についての情報はほとんどなかったですね。

大学の先生に突撃! 授業内容って誰が決めているの?(マイナビニュース)という記事から。
「授業って聞いただけでワクワクする!」……そんな人はきっとあんまりいない。むしろ授業って苦手だったり、なかなか興味を持てないものというのが多数派ですよね。小中学校や高校では、教科書に沿って教えられることが大枠で決まっていますが、大学は別世界。大学の授業って誰が、どんな風に決めているんだろう?という素朴な疑問、そして「人に教える」という仕事について、高校教員の経験もあり、現在は大学で特任准教授をされている高橋南海子さんに聞いてみました。(後略)

高等教育関係者向けではない、一般的なメディアで「カリキュラムポリシー」なんて単語が出てくる時代なんですねぇ。

「一人で年間を通して受け持つ講義の場合は、全て一人で授業の内容を考えることになります」
確かにそうなんでしょうけど、授業の内容の前に、その授業の目標ですよね。

履修した学生が何を学ぶのか、何ができるようになるのか、という授業の目標は、担当する先生が一人で決めるものではないはず。
各科目の目標を「委員会」と呼ばれるところでちゃんと詰められているから、その目標に到達するためのコンテンツを、担当の先生が一人で考えることができる。共有された目標なしで、担当の先生が一人で授業内容を考えていたのでは、てんでバラバラの方向を向いたカリキュラムになってしまいます。

そこで、一つの提案なのですが、授業内容は担当する先生が一人で考えるとして、学生を評価するためのテストは、他の先生が作るというのはどうでしょうか。
授業の目標は共有されているわけですから、他の先生が試験問題を作ることもできるはず。

それは、学生が授業の目標に到達できたどうかを測るとともに、担当する先生が授業の目標を達成するためのコンテンツを作れたかどうかという評価にもなるような気がします。
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