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福岡女学院大:熊本地震で方言支援プロジェクト について考える

私の配偶者は東北地方出身ですが、帰省中に親戚同士がしゃべっている会話の半分ぐらいが、私には理解不能だったりということがあります。

普段の会話であれば「いやー、全然分かりませんでした」と笑い話になるのですが、これが、言葉の取り違いが致命的になる場面だと大問題です。

被災地などで、いろいろな地域から支援者が集まるような場面もそうですよね。

“方言に戸惑う”現場の支援関係者たち〜熊本地震で「方言プロジェクト」スタート(ヘルスプレス)という記事から。
 熊本地震による被災地への支援の輪が広がるなか、福岡女学院大学のホームページで「熊本支援方言プロジェクト」が立ち上がった。
 東日本大震災では、他の都道府県から救援に来た人たちと地元との人たちとがやりとりする際、方言がコミュニケーションの妨げとなった。その失敗を繰り返すまいと、東北大学方言研究センターによる協力を得て今回のプロジェクトの立ち上げへと至った。(後略)

大学HPはこちら。
熊本支援方言プロジェクト

もともと、自分の体調の不調や違和感を正確に人に伝えること自体難しいことですよね。
一般的な痛みの表現でも「しくしく」「きりきり」「ずきずき」「がんがん」「ちくちく」「ぴりぴり」などなど、たくさんあります。これだけでも、言葉を共有していないと、状況が正しく伝わりません。

自分の状況をできるだけ正しく伝えようと思えば、やはり普段から使っている言い回し、ということになるのでしょうね。

救援にあたる方の素養として、全国の方言に精通しているべきなんてことはありえないでしょうから、こういう時にそれぞれの地域の大学に相談してみるという経験値が、救援者側にも大学側にも蓄積されていくといいですね。

この先、グローバル化が進んでいけば、方言に加えて、いろいろな言語が入り混じってくることになります。
台風・地震と災害の多い国ですから、非常時のコミュニケーションについては、今後ももっと対策が必要になってきますね。
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