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大学サークルの新歓コンパに異変 について考える

大学のある街に勤務していますので、新入学の時期になると、仕事帰りに、街中で新歓コンパの学生らしい集団をよく見ます。

店の前で群れているのは、時に通行の邪魔になっていたり、声がデカいと思うこともありますが、まあ、迷惑というほどのことでもありません。

私の中では、「ああ、そんな季節だね」という程度のものです。

この風景は、今も昔も変わらないものだなぁと思っていますが、実はけっこう変化があるようです。

大学サークルの新歓コンパに異変アリ…一気コールは激減、「花見禁止」を通達する学校も(日刊SPA!)という記事から。
 大学生にとって、4月といえば新入生歓迎コンパの季節。キャンパス近くの公園での花見や、居酒屋での大規模なコンパなど、大学生の洗礼を浴びるのが通例になっている。

 だがいま、そんな大学生の新歓コンパに異変が起きている。

法政大学は異例の「花見禁止」を通達(後略)

「そもそも、新歓ということは、多くの新入生は未成年であり、飲酒すること自体もってのほか」と言ってしまえばそれで終わりなのですが、それでは取り上げる意味もないので、少しだけ考えてみます。

まずは、記事にある「花見禁止」の話。
まさか、そんな通達が出てるなんてネタだろうと思って、大学HPを検索してみると、こんな記述がありました。
新入生歓迎期間に関する注意事項
(市ヶ谷キャンパス)大学周辺(外濠公園等)での勧誘行為・親睦行為(花見等)について


「自重しろ」というレベルだと読み取れます。禁止ということではないようですね。
さすがに、そんなことを禁止できるとも思いませんし、禁止したところでやる学生はやるのでしょう。

そして、記事では法政大の対応を「パターナリズム」と表しています。
「近所迷惑だから止めろ」というのが、パターナリズムかというと違うような気はしますが。
「学生の皆さんのためにならないから、止めろ」がパターナリズムですよね。

記事でも、大学の対応に関わらず、学生の行動が変化しているという話も出てきます。
私も、新歓時期に大学を訪問して、サークル勧誘のブースで、新歓コンパではなく昼間にお茶会をやるような案内が書かれているのを見ることもあります(実際に、お茶会なのかどうかは分かりませんが)。

未成年だからということは横に置いておいて、酒を飲む・飲まないは個人の自由であって、その学生の意思決定がちゃんと尊重されるような環境になっているのだとしたら、それはパターナリズムとは正反対の状況になっているとも言えそうです。
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