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インターンシップを単位認定する大学、初めて7割超える について考える

私の学生時代は、インターンシップという制度はありませんでした。
(あったのかもしれませんが、私の周りには、なかったですね)

私は実家が個人経営で商売をしていましたので、「働くこと」は身近に見てきたのですが、逆に「組織の中で働くこと」についてのイメージがまったくありませんでした。
今思えば、大学時代のアルバイトは、卒業後の働き方もイメージして、選択すれば良かったかな、と思います。

そこから比較すると、今の学生は、恵まれた環境だといえそうです。


インターンシップを単位認定する大学、初めて7割超える(産経ニュース Benesse教育情報サイト)という記事から。
文部科学省の調査によると、2014(平成26)年度に大学生などが企業などで就業体験をする「インターンシップ」を学校の単位として認定している大学は566校に上り、初めて7割を超えました。文科省はインターンシップについて、学生の学習意欲喚起や将来設計を考える機会になると説明しており、インターンシップをさらに推進するため、「インターンシップガイド(仮称)」を作成することにしています。(後略)(筆者:斎藤剛史)

文科省のページはこちら。
平成26年度大学等におけるインターンシップ実施状況について

実際に単位認定される学生は少ないということですから「インターンシップで大学の単位を取得できるのが当たり前」とまでは言えなそうですね。

ずいぶん前に、こんなエントリーを書いたことがあります。
就業体験の単位認定促進へ について考える
大学がいかに関与するかということですね。

そして、単位認定される学生が少ないのは、学生側の問題というより、大学側そして受け入れ先のキャパシティの問題も大きいのでしょうね。
そこまで大量の学生には対応しきれない、と。

難しいところですよね。

教育という点でしっかりと関与していこうとすると、先生方の個人的なつながりで受け入れ先を開拓されるケースも多いでしょう。でも、そこを先生個人の関係性だけで進めてしまうと、持続可能性は弱くなってしまいます。
簡単に言えば、先生が転出されれば、連携が終わってしまうということです。

インターンシップ必須という学科もあったりしますから、組織的に対応すればできないことはないのでしょう。
以前、取材をした大学では、企業との連携の話には、必ず職員を絡ませるようにフローを作っていました。
絡むどころか、むしろ事務主導で進めることが、けっこう重要なのではないかと思っています。
ファーストコンタクトは教員であっても、最初から職員も入って大学と企業との関係性の中で連携を進めていく。
定着率も高くなり、それを続けていけば、結果的には受け入れ先を広げていくことにつながっていくのではないでしょうか。
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