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視覚障害「授業ダメなど不当」岡山短大准教授が提訴 について考える

このブログでは、何度か障害のある学生に対する支援について取り上げてきました。

非常に手厚くサポートをしている大学もありますが、なかなかそれが表面には出てきません。
対応には限界があるため、「サポートのしくみがありますから、障害のある方も来てください」とアピールしづらいということもあるのではないかと思っています。

ただ、よく考えてみると、障害を持っているのは学生ばかりとは限りません。
教職員が障害を持っている場合もあり得ますが、その点はあまり話題になりませんね。

視覚障害「授業ダメなど不当」岡山短期大准教授が提訴(毎日新聞)という記事から。
 岡山短期大(岡山県倉敷市)の山口雪子准教授(51)=幼児環境教育=が23日、視覚障害を理由に授業や卒業研究の担当から外され、研究室からの退去を命じられたのは不当として、短大を運営する学校法人を相手取り、地位確認と事務職への職務変更の撤回などを求める訴えを岡山地裁倉敷支部に起こした。(後略)【瀬谷健介】

授業中に飲食していた学生に気づかなかったことや、無断で教室を出る学生を見つけられなかったことなどが理由で教職を追われたのだとすると、この大学の他の先生の授業では、こういう学生はいないということですよね。

もし、他の先生の授業でもこのような学生がいて、放置されているのであれば、教育の質を担保するために、その先生には授業担当から外れていただかなければなりません。

ほかの先生の授業ではこのような学生はいない、あるいは、いたとしても教員が注意をするなどして正常に授業が運営されているということであれば、「この授業だけは、先生の目が見えなくて気づかないから」ということで、学生が授業中に飲食をしたり、教室を抜け出したりしたということですよね。

相手の障害に付け込んでズルをする学生については、その先生を担当から外すだけでは、根本的な問題は解決しませんよね。
岡山短大は幼児教育の大学。幼児教育に携わる人たちが、それでは困ります。

裁判によって大学側の処置が正当なものであると認められたとしても、それとは別に大学が対応しなければならないことはありそうです。
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