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常葉大、ポーラ工場跡地に4000人収容の新キャンパス について考える

まとまった敷地の再開発の計画があると、大学を誘致という話はよく聞きます。

学生が集まって活性化するとともに、「文教エリア」として、その地域のイメージが向上するということもあるのでしょう。

都市部では、郊外に移転したキャンパスの都心回帰傾向が続いていますが、地方においても、より利便性の高い場所へ、という動きはあるようです。

常葉大、4000人収容の新キャンパス 18年にも学部移管(日本経済新聞)という記事から。
 ポーラ・オルビスホールディングス(HD)は15日、静岡市の工場跡地を常葉学園(同)に売却すると正式発表した。常葉学園は約4000人を収容する常葉大学の新キャンパスを整備し、JR草薙駅に近い点などを生かして志願者増につなげる。若年層の県外流出を食い止めるには魅力的な環境整備が不可欠であり、迅速な整備には行政の後押しが求められる。(後略)

常葉大と言えば、2013年に同法人内の常葉学園大、富士常葉大、浜松大の3大学を統合して、一つの大学となったばかり。

統合のタイミングで、学部の新設を行っており、10学部を擁する大規模な大学です。

今回の新キャンパス計画では、新学部を設置するわけではなく、既存学部の移転になるとのこと。さすがに、これ以上の拡大は難しいということでしょうか。

ただ、学部を移転するだけで「実質的な競争を生み、県内外から優秀な学生を集める」ということになるのでしょうか。
4000人規模ということは、現在の静岡キャンパスの中で近年新設した法学部・健康科学部を除く、瀬名校舎の3学部を移転させるとしても、まだ数が足りません。

もともとの教育学部は一定の評価があるようですが、資格・職業に直結しない、旧浜松大、旧富士常葉大の社会科学系学部は苦戦しているようです。

広範囲にキャンパスがあるので、地元との関係もあって、丸ごと学部を移転させるということは難しいかもしれませんが、定員規模は拡大させずに、キャンパスの枠を超えた再編は必要かもしれません。
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