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信州大:優れた若手を「ライジングスター研究者」認定して研究費・人事優遇 について考える

私は研究者でも何でもありませんが、このようなブログをやっていたり、大学関連の仕事をしていますので、国立大の先生方の「予算が削られて、やりたいことができない」といった声をよく聞きます。そして「その上、やらなければならないことは増えていく」と。

特に、若手の頃に研究に専念して、いかに仕込みができるかが、後の研究者としての成功につながっていくのだろうと思いますが、なかなか難しいご時勢ですね。

信州大、優れた若手3人認定 研究費支給、人事優遇の制度創設(信濃毎日新聞)という記事から。
 信州大(本部・松本市)は、優れた若手教員を「ライジングスター研究者」とする制度を創設し、1日付で学内の2研究所に所属する教員3人を初めて認定した。世界的に評価の高い学術誌に論文を掲載するなど学内の基準を満たし、研究内容が秀でていると判断した。大学独自の研究費を支給するほか、人事面でも優遇する。信大によると、若手研究者の認定制度の創設は、全国の国立大では珍しいという。(後略)

「ライジングスター研究者」…目を引くネーミングですね。
「将来有望な期待の新星」といった意味合いでしょうか。
映画の世界でも、英国アカデミー賞の新人賞は「ライジングスター賞」です。

学内のいろいろな研究ユニットが、「次はウチからライジングスターを出そう」と競い合うような雰囲気になると、結果的に若手の研究環境がよくなっていきそうですね。

ところで、研究費の支給というのはよく分かるのですが、「人事面での優遇」というのは、どういうものなのでしょう?
ライジングスター研究者に選出されたことそのものが業績として評価されて、教授に昇進しやすくなるといったことなのでしょうか。
あるいは、校務を免除されたりして、研究に専念できるような環境が用意されるといったことなのでしょうか。
まずは、後者の方が嬉しいことかもしれませんね。

また、ライジングスター研究者に選出されるということは、ある程度の評価を得ているということですから、これに加えて、まだポストも得られていない状態の若手研究者から将来のライジングスターを育てるような仕組みがあるといいですよね。

プロトスター研究者とでも名付けましょうか。
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