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高崎商科大:全国の商業高校などと連携し、簿記1級合格を支援 について考える

高等学校の先生に「高大接続」についての取り組みを聞くと、だいたい「ああ、やってます。大学の先生に本校にきてもらって、模擬授業を…」といった話になります。

でも、それって高大接続なのかな?と違和感を感じます。

確かに、それで進学に対するモチベーションが高まったり、学問に対する興味が沸くということはあるでしょうが、それは進路指導の範疇の話。

「教育をつなげる」となると、それとは別のレイヤーなのではないかと思うのです。

群馬)めざせ簿記1級、高崎商科大が高校など支援(朝日新聞)という記事から。
 大学教員による高校への出張講義や共同研究など、県内でも高校と大学の連携が進んでいる。県内同士が多い中、高崎商科大学(高崎市根小屋町)は全国の商業高校など32校・3団体と広げている。大学側はウェブサイトで講義を提供するなどして簿記検定の1級合格を支援する一方、公認会計士などさらに難関資格をめざす優秀な生徒を集められるメリットもある。(金井信義)(後略)

確かに、大学の負担は大きいでしょうね。
でも、これで、逸材を見つけて、その生徒が大学に進学してくれたら、それは価値ある取り組みですよね。

大学で扱っている学問分野で、高校ではほとんど触れることのない分野というのは、結構多いですよね。
あるいは、触れるんだけど、さらっと触りだけという分野もかなり多いはず。

もし、そこに関心のある生徒がいても、高校の先生では対応しきれない。
そんなところに、大学が手を貸すことができれば、面白いですね。

高崎商科大は、簿記資格というターゲットがありますが、資格系だけでなくても、いろいろなテーマ設定ができそうです。

ある種のAPプログラムのようなもので、MOOC教材と、Web上でのやり取りでコースを進める。
本場のAPプログラムは高校教員が教えますが、現状を考えると、大学側が主導するのが現実的でしょう。
時に、高校教員と連携し、高校での学習の進度などを確認しながら、生徒を指導していく。
その中で、将来の見込みがある生徒に対しては、AO型の入試を受験するようスカウトするようなことができるといいですね。
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