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大学図書館、館内で置引多発、警察への利用者情報の提供が波紋 について考える

大学を専門に盗みに入っていたコソ泥が捕まった…なんてニュースを見たことがあります。
多用な人間が出入りする大学は、それだけセキュリティが甘いということでもあるのでしょう。

その中でも図書館は、入館にIDが必要だったりして、比較的厳重な場所だと思っています。
でも、その図書館で、窃盗が多発している大学があるそうです。

自治順守か捜査協力か 悩める大学図書館 館内で置引多発(東京新聞)という記事か。
 図書館の利用者情報はどこまで守られるべきか−。図書館での盗難が急増する明治大が、入館者記録などを警察に提供したことが波紋を広げている。図書館は、戦前に国民の思想統制に加担した反省やプライバシー意識の高まりから、日本図書館協会も「捜査令状がない場合は提供しないことが望ましい」との見解を示す。窃盗被害の防止と利用者情報の保護の板挟みで、大学は苦慮している。 (皆川剛)

犯人は、学生か、あるいは学生のIDを悪用している者っていうことですよね。
大学側としても、動きづらい状況ではあります。

それでも、「大学の自治」って、窃盗などに対して持ち出すものなのかな?という疑問はあります。

図書館で言えば、どんな文献や資料を置くかといったことに対して、公権力を介入させないということが、大学の自治なのではないでしょうか。

ただ、そうすると、窃盗があったことを隠れ蓑にして、入退館や貸し出し・閲覧の履歴を別件のために警察が調べるなんてこともできるわけで、そこはさらに難しいところではありますね。

今回のように、組織的な窃盗が常習化していると判断されるのであれば、警察の手を借りるのも、納得できます。

しかし、学生が「自分たちは被害の件数も、大学の講じた対策も知らされていない」と言っているのであれば、まだ注意喚起が十分に行き届いている状態とも言えないのではないでしょうか。
警察の手を借りるかどうかは別にして、まだ大学の中で出来ることはありそうです。
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