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警察官になるなら…稼げる就職先に直結する穴場大学 について考える

最近の新設学部は、資格・職業に直結したものが多いのですが、世の中には大学時代の学部・学科とは直接的なつながりはない資格・職業も多いですよね。

警察官もその一つ。
大学ではないけれど、警察学校があるじゃないかと言われるかもしれませんが、あれは警察官に採用されてから行くもの。
なんとなく法学部が強いようなイメージがありますが、実際のところは学部は関係ありません。

しかし、法学部出身で法曹界以外の進路として何があるのかと考えると、警察官というのは受験生にアピールしやすい進路なのかもしれません。

警察官なら日本文化大 「稼げる就職先」に直結する“穴場”大学(日刊ゲンダイ)という記事から。
(前略)
 現実的なプランなら、警察官と消防官だ。どちらも公務員試験のハードルがあるが、そこを突破した学生はほとんどが私大の中堅クラス以下。表は、警察官と消防官について、各大学の卒業者数に対する就職者数の割合をリストアップしたもの(大学通信調べ)。
 警察官部門首位の日本文化大は、法学部のみで1学年200人の小規模大ながら、2人に1人が警察官になっていて、偏差値は30台。採用数トップは日大の161人だが、なりやすさはこちらが圧倒的だ。
(後略)

ただ「警察官になる」というだけであれば、大学に進学する必要もなく、高卒で都道府県の採用試験を受ければよい。
警察官となってからの昇進や昇給については、大卒も高卒もあまり関係がないと聞きます。
となると、大学を経由すれば、その分学費が必要となり、高卒ならば4年前倒しで給料を得ることができるので、生涯で見れば高卒の方が有利という考え方も出来そうです。

高卒で警察官採用試験に合格できる能力のある生徒ならば、「穴場」と呼ばれるような大学に合格することは、それほど難しくはないでしょう。

行き先がなく、とりあえず大学に進学する者をとりあえず警察官になれるようにするということではなく、警察官になるために大学に進学する学生に対しては、ただ「警察官になる」という希望を実現するだけではなく、それ以上のことが求められると考えてもいいのではないでしょうか。

今は、町の交番でも、そこにやってくる人は日本語を使えるとは限りません。
また、犯罪行為も、警察官の目の前で起こるものばかりではなく、ネット上で行われる犯罪もあります。
地方であっても地域住民同士のつながりが希薄になれば、かつては存在していた見守りの機能は弱くなっているでしょう。

警察学や犯罪心理学など、知識として警察官に必要な素養以外にも、実際に警察官になった後で求められる能力・知識はずっと広がっているのでしょうね。
そういうことも含めて、4年間みっちりと学べるのであれば、大学に進学するという選択にも意味が出てきそうです。
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