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追手門学院大:お笑いを研究、教育する笑学研究所設立 について考える

閉校した聖トマス大学にあったグリーフケア研究所は、同大の学生募集が決まった時点で上智大学に移管されました。学部学科は移行しなくても、研究所は残すということもあるんですね。それだけ重要な研究で、かつ他にはないものというkとなのでしょう。
そして、その上智大は、2016年に実践宗教学研究科死生学専攻(修士課程)を開設予定とのこと。

こうやって、研究所から、研究科、そしてゆくゆくは学部へと広がっていくというロードマップもありますね。

この研究所はどうなるのでしょう?

目指すは「笑学部」? 追手門学院大にお笑いの研究所(朝日新聞)という記事から。
 追手門学院大学(大阪府茨木市)は8日、「笑学(しょうがく)研究所」を設立すると発表した。「お笑い」を歴史や芸術、心理学の観点から研究、教育する。

 日本笑い学会を設立した井上宏・関西大名誉教授を所長に迎え、市民講座やシンポジウムを企画。来年春に学生向けの教養科目「笑学入門」も開講する。(後略)

大学HPでの新着情報はこちら。
ビリケンさんも駆けつけ笑顔のスタート〜笑学研究所の記者発表会を開催
ビリケンさんのほかにも、なにやら大学のキャラクターっぽいのがいますね。

こういうニュースを見て、「そんなことを研究して、社会にとって何の役に立つのか」「学部を作ったとして、何の仕事ができるというの?」とか、何の面白味もない正論で突っ込んだつもりになってしまうと、「そんなことを言う人ばかりだから、こういう研究が必要なのですよ」と返されてしまうのでしょう。

例えば、この記者発表会のリリースがこちらにあります。
日本初!「笑い」を学問として追究 追手門学院大学『笑学(しょうがく)研究所』 設立記者発表会のご案内

上手いと思いますよ。

ただの記者発表であれば、「わざわざ取材までしなくても…」と思われるかもしれません。
しかし、「ビリケンさんが降臨」なんて言葉が書かれています。
これを受け取った記者は、会見の席で地味な先生方に並んでビリケンさんが鎮座している、妙な構図が思い浮かびますよね。
これは「絵として面白い」、つまり、記事にしたくなるということです。

こうやって、物事に、ちょっとした興をを添える、洒落を効かせるのも、一つの笑いの効果ではないでしょうか。

なにも「ガハハハ」と声を出して笑うことだけが「お笑い」ではなく、コミュニケーションの中に面白みを加えることだと考えれば、汎用的に使えるスキルとも言えそうです。
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