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近畿大:保護者用ポータルサイト開設、出欠状況や成績照会 について考える

大学の成績表を保護者にも送るという大学が出てきたとき、結構話題になりました。
「そこまでするのか?」と。

でも、多くの場合、学費を出しているのは学生の保護者なので、その「顧客」に対する報告という意味では、不思議な行いではありません。

授業の欠席が続くと保護者に連絡を入れるということも、学生が深刻な状況に陥る前に手を打つ学生支援のひとつです。

それが進んでいくと、こんな大学も出てきます。

近畿大学が保護者用ポータルサイト開設 出欠状況や成績照会(東大阪経済新聞)という記事から。
 全国各地域で保護者相談会を実施し、キャリアサポートや学生の学習状況などに関する面談を行うほか、大学の取り組みを紹介する保護者向け情報誌「KINDAI FAMILY」の送付、入学式後のガイダンスなど、さまざまな保護者向けサービスを提供する同大学。保護者を対象に実施したアンケートで大学からの情報発信を求める声が多かったことから同サイトを開発した。(後略)

今やっているかどうかは分かりませんが、近畿大は、ずいぶん前から地方での保護者懇談会のようなことをやっていたと記憶しています。
通信教育課程がありますから、スクーリングでスタッフが各地に赴く際に、遠方から進学した学生の保護者を対象に、学生の様子を報告していたかと思います(さらに、ついでに、受験生対象の相談会のようなこともやっていたような)。

もともと、そういう意識が強いのでしょうね。

鉄道系のICカードで、子どもが改札を通過すると、保護者にメールで知らせるようなサービスがありますが、それを思い起こしますね。

さらに、今は学生証がICカード化されていますから、学食でどんなメニューを食べたか、図書館でどんな本を借りたかなど、やろうと思えば、技術的にはすべてを保護者に知らせることができますよね。

日常的にチェックするような保護者はなかなかいないでしょうが、欠席が続くときにアラートが出るとか、保護者の側にちょっと気になったときに大学での様子をチェックするだとか、「いざという時に」というレベルでは、ありがたいサービスと言えるのではなでしょうか。

いや、その前に、大学として、そういったデータを連携させて、どのような学生が、成績が上がり、満足度が高く、卒業してからも活躍してくれるのか、そんな分析をすることが先かもしれませんね。

comments

これ、アメリカでやるには、FERPAというプライバシー法に引っかかるので、定期的に学生から一筆とり続けないとできないと思います。ある東海岸の医学部などでは一度の署名の期限が切れる前に一筆を取り続ける話を聞いたことがあります。

  • Penguin
  • 2015/09/14 10:17 PM

日本でも学生の承諾なしに、保護者に成績を通知することはないかと思います。入学時に、出欠や成績などの個人情報の利用について学生に提示して、まとめて承諾をとるのが一般的なのではないでしょうか。

  • kange
  • 2015/09/15 9:46 PM
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