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プール学院大4年制学部廃止、教育学部は桃山学院大に統合 について考える

大学の統合・再編のニュースが流れても、大騒ぎするほどのことではなくなってきました。

でも、企業の社会では、世界規模での生き残りをかけて、業界上位の企業同士が統合するなんて話も珍しくないのですが、さすがに大学ではそこまでの話は聞きませんね。

まだ、経営が厳しくなった小さな大学が、大きな大学と合併する、救済的な意味合いのものが多いようです。

プール学院大、4年制学部廃止へ 堺」(朝日新聞)という記事から。
 プール学院大(堺市南区)が短期大学部を除く4年制学部を廃止する方針であることが6日、大学関係者への取材でわかった。2学部に約550人が在籍しているが、国際文化学部は来年春に募集停止し、今年度の入学生が卒業する2019年春に廃止。教育学部は17年春に桃山学院大(大阪府和泉市)に統合する。少子化による大学の経営環境の変化が背景にある。(後略)(玉置太郎、鈴木洋和)

プール学院大も桃山学院大も、同じ大阪聖公会系の大学ですから、そういうつながりでの統合ということですね。
以前の、関西学院大と聖和大の統合と同じようなケースですね。

それでも、国際文化学部は廃止。資格系である程度の学生数が見込める教育学部のみ移管ということで、厳しい話です。
これも、聖和大と同じですね。

募集停止→閉校だと、在籍する学生が卒業するのを待って閉校ということになるので、在学生はずっとその大学の学生ですが、今回の教育学部の場合は、桃山学院大へ移管されるということで、在学生は在籍する大学が変わってしまうということになります。

「この大学に憧れて入学したのに、なぜ大学を移らないといけないのか納得できない」と在学生のコメント。
気持ちは分かります。

でも、冷静に考えてみるとどうでしょう。

なくなってしまう大学の卒業生になるということは、卒業後に出身大学を聞かれて「え? そんな大学あった?」ということになってしまいます。
今後、大学では、卒業生のネットワーク化や、例えば転職をする時の情報提供などのサービスも拡大してくのではないかと思っています。まあ、行ってしまえば囲い込みですね。当然、そういったサービスの恩恵は受けられません。

それよりは、存続する大学の卒業生であるほうが、卒業後のメリットはあるという考え方もできますよ。
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