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中国の名門大、ネット上で受験生奪い合いの大ゲンカ について考える

大学の周辺で仕事をしていますので、たまに、大学関係者から「あの大学は、○○がダメ」といった、他大学に対するネガティブな言葉を聞くことがあります。

それは、何かしらの基準があって、それに合致していないからダメだという、ある種の評価であって、ただの悪口ではありません。

もちろん、別々の大学の方同士が。直接そんなことを言い合っている場面は見たことはありません。

中国の名門大、ネットで大げんか 「カネで受験生誘惑」」(朝日新聞)という記事から。
広州=延与光貞
 中国で最難関とされる北京大学と清華大学の入学担当者が、大学入試「高考」で優秀な成績をとった受験生を奪い合ってネット上で大げんかを繰り広げ、「最高学府が何をしているのか」と庶民をあきれさせている。北京紙・京華時報などが伝えた。(後略)

「最高学府」の使い方が間違っているような気はしますが、それはともかく。

中国の最難関大であっても、優秀な学生を確保するために必死ということですね。
最優秀層が海外の大学へ進学する傾向は、日本よりも強いでしょうから、さらに状況は厳しいのでしょう。

優秀な学生に奨学金を出して入学してもらうことそのものは、何も非難されることではありません。
それが、このような中傷合戦のネタになるということは、オモテには出ていない裏奨学金のようなものがあるということなのでしょうか。

「君たちの希望はかなわない」というのも、受験生の希望を細かく聞いたうえでのアドバイスであれば、ある意味コンサルティングとしてない話ではないかな、とも思います。
ただ、この場合は、受験生の希望なんて聞いてもいないのに「君たちの希望はかなわない」と、ただ他の大学を否定しているだけのような気もします。

まあ、受験生の希望を聞いたうえで、「本学ならば、このようなコース、カリキュラムがあるので、キミの希望をかなえることができる」というのが、正しい入試広報担当者なのでしょうね。
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