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大学入試の英語、外部試験を活用する大学増える について考える

どうしても1教科(科目)のテストだけで受験生を選抜しなければならないとなったら、どの教科(科目)の試験を課しますか?

「英語」と答える人は、多いのではないでしょうか。
入試科目数の少ない大学でも、英語は入っていますよね。

英語は、じっくりコツコツ勉強しないと伸びない科目だと言われていますから、英語の成績が良ければ、他の教科についても、学習に向かう態度ができていると推測されるということなのではないでしょうか。

英語入試、外部試験の時代? 「話す・書く」含め総合判定」(産経新聞)という記事から。
 大学入試の英語にTOEFLなど外部試験を活用する大学が増えた。「読む・聞く」の能力だけでなく、「話す・書く」も加えて英語力を総合的に判定する。文部科学省の要請に沿うものだが、外部試験の評価基準はまだ固まっていない。法政大学では5つの試験を学部ごとに5つの評価パターンで来年度から導入に踏み切る。他大学の潮流をみても、まだ試行段階のところが多いようだ。(編集委員 平山一城)

入試における外部試験の活用は、今に限ったことではなく、ずっと増え続けているのではないでしょうか。

推薦入試などの要件としては、記事にも出てきていないような民間試験も、出願条件として認めたりしていますよね。
大学としても、出願条件として認めれば、その試験の受験生に対してPRできるということもあるでしょう。
記事で紹介されているものも、一般入試とはいえ、限定された特別な枠ですから、少しでも受験生に興味を持ってもらうために、フックを増やしただけ、入口を増やしただけとも考えられます。

この流れを見て、「外部試験活用の時代」とまでは言えないでしょうね。
少なくとも、これまでの中教審などの中で議論されてきたのは、このレベルの話ではないでしょう。
それこそ、センター試験の英語を、外部試験で代用するような話であるはずです。

でも、センター試験に代わろうとしている新テストでも、試験の範囲は、高等学校までの学習内容なんですよね。
これらの外部試験は、高等学校までの学習指導要領を反映したものなのでしょうか?

大学の入学試験は、その大学に入学することのできる素養を測るものであって、高等学校までの学習との整合性は問わないということであれば、どんどん進めて行ってもいいとは思います。

ただ、民間試験を受験すためには、そこそこの費用が必要になりますから、そのことが、一つのスクリーニングになってしまわないように、無料あるいは安価で受験できる、その手のテストをどこかで用意しておく必要があるとは思いますが。
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