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国立大の教育学部、教員養成に特化 について考える

長い間、更新をお休みしていました。
本業もプライベートも忙しく、1日の中で、まとまった時間をとることがなかなかできないので、いっそのこと完全に休んでしまおうということでした。

でも、なぜか、お休み中もtwitterのフォロワー、facebookページのいいねは増え続けています。

以前のように、毎日とはいきませんが、ぼちぼち再開しようか思います。

とりあえず、今日はこんな話題。

国立大の教育学部、教員養成に特化 高齢化・国際関連は新設」(日本経済新聞)という記事から。
 全国の国立大学が教育学部を教員養成に特化する方向で組織を再編する。国の大学改革の一環で、教員養成を目的としない学科や課程の学生募集を停止し、代わりに高齢化や国際化など新たな課題に対応した学部を設ける。少子化で学生の獲得競争が厳しくなる中、時代に合った学部編成に改めることで生き残りを目指す。(後略)

これは、既定の路線として進んできていることですね。
このあたりのエントリーでも書いています。
福井大:ゼロ免課程廃止に波紋 について考える

いくつか気になることが、あります。

一つは、「じゃあ、旧帝大の教育学部も教員養成なの?」という疑問。
つまり、教育学を学ぶ学部はどうなるのかということです。
もちろん、旧帝大も学部はすべて教員養成で、教育学は大学院からということも、できないことはないでしょうが、あまり現実的だとは思いません。

もう一つは、「教員養成だけで成り立つの?」という疑問。
現在、一時的に教員ニーズが高くなり、ゼロ免課程から教員養成課程に定員を振り替えるような流れがありますが、少子化傾向に変わりはありませんから、長期的に見ればまた採用は厳しくなるはず。
そうなった時に、細分化された課程・専修の一つひとつがそのまま成立するのでしょうか?
結果的に、教員養成課程の統廃合を進めるということになりませんか? それは生徒・学生にとって、あるいは地域にとって、望ましい姿なのでしょうか?

「高齢化や国際化など新たな課題に対応した学部を設ける」というのは、以前のエントリーで書いた「ゼロ免課程を発展的に学科や学部に改組」と方向性はあっています。

ただ、そういうことを学んだ人こそ、学校教員になってもらいたいという気もするのですが、どうなんでしょう?
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