September 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

大学入試新テスト導入へ専門家チーム について考える

センター試験が廃止され、高等学校基礎学力テスト、大学入学希望者学力評価テストの2段階のテストを導入するという方向です。

その検討の段階で書いたエントリー「達成度テスト:基礎レベル試験の素案公表について考えるhttp://univlog.jugem.jp/?eid=3672」で、「委員に、教育を実践している方、教育の専門家はいるが、テストの専門家がいない」といったことを書いています。

そして、昨年末に答申が出され、専門家チームが設置されるようです。

大学入試、新テスト導入へ専門家チーム…文科省」(読売新聞)という記事から。
 大学入試センター試験に代わる新テスト「大学入学希望者学力評価テスト」の導入に向け、文部科学省は来月にも、大学の研究者ら専門家からなるチームを設置し、複数の教科を合わせた「合教科型」の出題内容や、コンピューター出題方式などについて本格的な検討に入る。(後略)

専門家ということですが、有識者会議のメンバーは「大学や高校の教員、保護者、企業関係者」。

えっ?

そのメンバーの方々は、学生を多面的、総合的に評価する手法についての知見があるのでしょうか? 知識や技能を活用する思考力・判断力・表現力を評価することについての知見があるのでしょうか?

もちろん、教育を実践している方々がチームに入ることは大切だと思います。理念や技術だけではなく、現場の状況を踏まえることは重要です。

でも、それだけで、統一テストを実施できるような信頼を得られるのでしょうか?
新しいテストを作ろうというのに、なぜ「テストの専門家を・・・」とならないのでしょうか?

2020年度に実施するのであれば、その前に試行などをすることを考えても、実践的な議論に入らないと、時間はないような気がします。
pagetop