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お茶の水女子と奈良女子大、共同で女子大初の工学系大学院を新設について考える

年末年始は忙しかったり、逆に完全オフだったりということで、しばらく更新をお休みしてました。

ぼちぼち再開です。

少し前に、こんなニュースを紹介しました。
公立女子大への出願不受理は違憲と、栄養士希望の男性が提訴 について考える
ときどき、「女子大は要るのか?」といった議論の種火になるような話題が出てきますね。

現在、国立大としては、女子大が2大学ありますが、その2大学が共同で大学院を設けるそうです。

女子大初の工学系大学院、お茶の水・奈良共同で」(読売新聞)という記事から。
 奈良女子大(奈良市)とお茶の水女子大(東京都文京区)は、女子大としては全国初の工学系修士・博士課程となる「生活工学共同専攻」(仮称)を2016年度、共同で大学院に設ける。

 国立女子大のライバル同士だが、女性が少ない工学分野の人材育成を目指した初の連携。それぞれの付属中学、高校でも、数学や物理の授業を充実させるなどして、優秀な「理工系女子」を送り出す計画だ。(後略)

これは、募集は女子に限定されているのでしょうか。
女子大の大学院だけど、男子も受け入れているというところは、結構ありますよね。

どうも、女子大の大学院で、分野が生活工学(家政学と工学の融合)というのが、ひっかかるんですよね。
「女性の視点を盛り込み」といったあたりに、良妻賢母的な「男は仕事、女は家事・育児」という感覚が見え隠れしているような・・・。

そして、学部卒でそのまま院に進学する人で、家事・育児を経験している人なんて、なかなかいないでしょう。
女性に限定して「何を活かすことがあるのか?」という気もします。

「そんなこと言ったって、実態としては、やはり女性が家事・育児を担当することが多いじゃないか」と言われればそれまでですし、我が家もそうなのですが。

実際、学生募集を家事・育児を経験している人に限定するということであれば(そんな方法があるかどうかはわかりませんが)、圧倒的に女性が多くなるのでしょう。
一度、出産・育児のために、自分のキャリアを中断した、女性研究者のセカンドキャリアにつなげるという考え方もできるかもしれません。
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