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人工知能「東ロボくん」470大学で合格可能性A判定 について考える

人工知能に東京大の入試問題を解かせようというプロジェクトについて、紹介したことがあります。

国立情報学研究所:人工知能に東京大学の入試問題を解かせるプロジェクト について考える
人工知能「東ロボくん」センター模試の偏差値は45 について考える
まだまだ、東大合格までの道のりは長そうですが、それでも、確実に進歩しているようです。

国公立大を含む470大学で合格率A判定、東大まだ遠く 人工知能」(産経新聞)という記事から。
 人工知能で大学入試を解くプロジェクト「東ロボくん」が、大手予備校の大学入試センター試験の模試に挑戦した結果を国立情報学研究所などが2日、発表した。目標の東大合格ラインには遠く届いていないが、苦手の英語で成績を伸ばし、国公立大を含む470校以上で合格率80%以上の「A判定」を獲得した。(後略)

前回取り上げた時が、「偏差値45で、403校にA判定」でしたから、着実に解答力がアップしていますね。

何問も何問も解答して、それを採点して、間違いを振り返って、自ら精度を上げていくような学習型人工知能だったら、いよいよ本物ですが、そこは、やはり人力でプログラムに手を加えているのでしょうか。

こうやって、段階を追って、解答力をチューニングしていくということは、いつか東大合格が達成できれば、今度は逆に、そのレベルを段階的に調整できたりするのでしょうか。

以前のエントリーでは、「入試に出題する前にコンピュータに解かせてみて、解答がちゃんと出るかどうかを確認」といったことを書きました。

解答がちゃんと出るか、問題文に不備がないかといったミス防止のチェックだけではなく、「東ロボくん」のレベルを、それぞれの大学の受験生の学力層に合わせて解かせてみて、「ちょっと難易度が高すぎるかも」とか「これじゃあ、易しすぎて差がつかないか」といった、シミュレーションができたりするかもしれませんね。
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