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ネット出願、国立3大学が初導入、もう普通のこと について考える

ネット出願については、ずっと前からその存在はありますが、受験生にとってのメリットがあまりないため、あまり広がってこないということをずっと書いてきました。

それでも、紙の願書を廃止する大学が出てくるなど、徐々に移行はしてきているようです。

ネット出願もう普通 27年度入試 私大3割、国立は3大学が初導入」(産経新聞)という記事から。
 大学入試の出願にインターネットが使われ始めて15年。平成27年度入試では、初めて国立3大学がネット出願を導入し、私大では3割が活用するなど普及が急速に進んでいる。受験料割引とセットで導入し、志願者獲得につながったケースもあるが、目新しさが薄れている点は否めない。大学側は生き残りをかけ、新たなアピールポイント探しが求められている。(藤原由梨)(後略)

国立大については、各大学が参加して、共通のweb出願プラットホームを作るぐらいのことをするのかと思っていましたが、見込みが外れましたね。そこまで足並みを揃えようという意識がなくなってきているのかもしれません。

「PR効果薄れ」と書かれていますが、当然のことです。

もともと、大学側のメリットの方が大きいのですから、ネット出願の導入にあたっては、受験生に理解と協力を求めるという要素が強く、導入することそのものをPRする必要はありますが、ネット出願そのものがPRのネタにはなりません。

もちろん、「大学で初めて導入」や「初めて紙からネットへの完全移行」といった、パイオニアは話題になりますが、そこまでの話です。

ただ単純に、「大学側にも受験生側にも、環境が整ったから、ネットでの出願を始めます」というだけのことだと思いますよ。

例えば、願書を廃止することで節約できたペーパー類の費用を算出、公表し、その分を学生生活支援に回すといったことをすれば、ニュースとして取り上げる価値はあるかもしれません。



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