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名古屋大ノーベル賞突出の理由 について考える

昨日のエントリーに続いて、ノーベル賞の話題。

以前は、「京都大に比べて、東京大のノーベル賞受賞者が・・・」といった話がよく出ていましたが、近年は「名古屋大に比べて、東京大・京都大が・・・」という様相になってきています。

2001年以降の受賞者13人中6人が名古屋大関係者とのことです。

日本人13人中6人 名古屋大学「ノーベル賞」突出の理由」(日刊ゲンダイ)という記事から。
 ひろし君おめでとう!――ノーベル物理学賞が決まった名古屋大学の天野浩教授(54)が出張先のフランスから帰国すると、帰りを待ちわびた教え子の学生約20人が拍手で出迎えた。

 学生が先生をクン付けで呼ぶあたり、先生と学生の垣根も随分と様変わりしているようだが、天野教授が教え子たちに愛されていることは伝わってきた。

 この名古屋大学のノーベル賞ラッシュが話題になっている。国は、01年策定の「科学技術基本計画」で、“今後50年で30人”のノーベル賞受賞者を輩出することを目標に掲げているが、その01年以降に受賞した13人のうち、名古屋大関係者は6人。東大が1人ということを考えれば、明らかに突出している。(後略)

この記事の締めから話を展開すると、「予算を絞って、知恵を絞ればいい」ということになってしまいます。

まあ、名古屋大よりも、恵まれていない環境の大学は数多あるわけで、「では、なぜそれらの大学からは受賞者が出ない?」って話になってしまいます。

同じような問いで、名古屋大の特徴として「若手も自由に研究できる」という話も出ていました。

これが本当であれば、納得感があります。

研究者のピークは、30代後半から40代前半と言われています。
まあ、分野によって、あるいは人によってさまざまではあるとは思いますが。
経験の積み重ねが必要な分野だと、もっと遅くなるのかもしれません。

そこにピークを持ってくるためには、やはり20代後半から30代前半に、どれぐらいの仕込みができるかということが、影響してくるのではないでしょうか。

名古屋大だけではなく、近年は東京大・京都大以外の地方大出身のノーベル賞出身者も目立っています。

どの大学に予算を投下するかではなく、大学に関係なく若手がちゃんと仕込みができる環境の構築に予算を投下したら、どうなるでしょう?
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