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大阪府立大・市立大、2016年の統合を延期 について考える

橋下大阪市長がまだ府知事だった頃に、大阪府と大阪市の二重行政解消の一つとして掲げた、大阪府立大と大阪市立大の統合。
大阪府 橋下知事 府大・市大の統合も含めて検討 について考える
大阪府立大と大阪市立大、2016年統合へ について考える

2016年統合に向けてのプランが出されていましたが、話がまとまらず、延期となるようです。

府立大・市立大、2016年の統合延期」(朝日新聞デジタル)という記事から。
 府立大と大阪市立大の統合について、府戦略本部会議は25日、目標としていた2016年春の新大学開学を延期すると決めた。今後のスケジュールは、両大学と府市であらためて検討する。(後略)(浅倉拓也)

「断念」でも「御破算」でもなく、「延期」ですので、統合計画そのものはそのまま生きているということですね。

大阪府立大は、旧府立大、大阪女子大、府立看護大を統合し、その上で、橋下知事(当時)から廃止だ民営化だとさまざまなプレッシャーを受け、改組によって学域制をとるなど改革を進めてきたうえで、「さらに統合なんて?」という状況でしょう。

また、大阪市立大は、もともとは商科大ですが、人文系、社会系、理工系、医学部までも揃えた、日本最大の公立大です。重複しない分野はありますが、それでも府立大と統合するメリットは、あまり感じられません。

現状のプランで議会の了承を得られなかったものが、何か打開策があるのでしょうか。短期間で、議会の勢力が変わるとも思えません。

大きなマーケットを抱えているのですから、統合により無駄を整理するメリットよりも、重複する分野があっても府民・市民にとって選択肢があるというメリットの方が大きいのではないでしょうか。
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