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玉川大:紀伊國屋書店と共同で、教科書を電子書籍で購入可能に について考える

最近は、仕事の場でも、資料などを電子化してタブレットで閲覧する方が増えてきました。

私自身は、新しいデバイスに対してはスロースターターですので、まだ手を付けていませんが、デスクの上の書類の山を見ると、そろそろ考えないといけないとは思っています(これは、デバイスの問題ではありませんが)。

電子書籍の教科書を使い、ノートがわりにタブレットを使うような学生が社会に出てくるようになったら、職場の様子もまた変わってくるのでしょうね。

玉川大学、希望者は教科書を電子書籍で購入可能に、紀伊國屋書店と共同で」(InternetWatch)という記事から。
 株式会社紀伊國屋書店は14日、玉川大学と共同で、教科書の電子書籍プロジェクトを開始すると発表した。学生は教科書を購入する際、紙と電子のいずれかを選べるようになる。

 紀伊國屋書店の電子書籍プラットフォーム「Kinoppy」を採用。PC、タブレット、スマートフォンなどのマルチデバイスに対応し、1台のデバイスに複数の教科書を保存できるため、重たい紙の教科書を何冊もかばんに入れて持ち運ぶ必要がなくなるとしている。(後略)

紀伊國屋書店からのプレスリリースはこちら
紀伊國屋書店、玉川大学と電子書籍版教科書の共同プロジェクトを開始

すべての教科書が電子書籍化されているわけではないでしょうから、大学から教科書に指定された書籍については、紀伊国屋書店から版元に電子化の交渉をするということでしょうか。なかなか大変ですね。
しかし、以前であれば、先輩から後輩へ譲られていった教科書が、毎年新しい学生に販売することになるのであれば、著者・版元にとってもメリットがありますね。
まあ、学生にとっては嬉しい話ではありませんが・・・。

紀伊國屋書店としても、これで効果があれば他大学にも広げていけるでしょう。

ただし、懸念する点が2点。
1つは、例えばタブレットを大学に持ってくるのを忘れてしまった場合、その日の授業で使う教科書がゼロということになってしまいます。
デバイスに保存するのではなく、クラウドに保存して、マルチデバイスで使えるようにすれば、図書館のPCなどで自分のアカウントでアクセスして、必要な部分だけとりあえず打ち出すといった対応も可能になるのではないでしょうか。

もう1つは、「テキスト持ちこみ可」という試験がやりづらくなるということ。
ネットに接続可能なデバイスを持ち込み可とするのは難しいですよね。
そうなると、試験の形式も考察・論述型ではなく、暗記型、知識を問うような試験になりがちなのではないでしょうか。

あるいは、もっと革新的な試験方法があったりするのでしょうか。
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