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創価大:学内に積極的な学びを支援する施設SPACe開設について考える

多くの大学で、授業で理解できないところなどを質問できる「学習支援室」のようなものが整備されています。
主に、低学年の学生をターゲットにしているようで、教養教育棟や情報教育棟といった低学年の必修科目の授業が行われている場所に設置して、学生が来訪しやすいように配慮されています。

それでも、学生にとっては「わざわざ行く」という、気持ちのハードルがあるようです。
授業が分かる分からないに関係なく、授業外で学習できる場所があって、そこに皆がいるのが当たり前で、分からないことがあれば、その傍らで相談ができるというのが理想的なのでしょう。

創価大学、学内に「積極性養う場」」(YOMIURI ONLINE)という記事から。
 創価大学(東京都八王子市)が、学生の積極的な学びを支援する施設「ラーニング・コモンズ“SPACe”」を学内に開設した。
 学生は、学生生活での体験談を発表したり、常駐する留学生との会話で異文化を学んだり――。企画・運営にも携わるため、自由な発想力を伸ばす場としても期待される。(後略)

SPACeのHPがありました。
創価大学SPACe
相当広いスペースですね。

大学図書館の書籍・資料類がどんどん電子化されていって、書架などが不要になった未来の大学図書館の姿は、こんなイメージになるのかもしれません。

学生が、課外で利用することを前提としているのだと思いますが、正課の授業でも、まず講義を行って、その後にグループで調査、発表をまとめて、また集まって各グループの発表を聴き、最後に教員がまとめるといった進め方をするのであれば、このようなスペースが活用できそうです。

以前、「関西学院大:神戸三田キャンパスにグループ学習の拠点となる新校舎 について考える」というエントリーの締めとして、「箱ができれば、後は、その環境を学生が使いこなせるか、あるいは、教員が使いこなせるか」と書きました。

記事によると、創価大では、「どう使うか」というところも、いろいろ考えられているようですね。
というよりも、もともと学生の活動があって、施設は後を追うという形でしょうか。

もともと、大学そのものが、言わば「箱」ですよね。
場があって、教員と学生がいれば、授業は成り立つ。
その箱の使い勝手がいいように、IT環境や内装、家具・ツール、人的サポートが整えられていると考えることができます。
MOOCなどによって、授業コンテンツの公開・共有化などが進んでくると、ますます大学の持つ「場」としての機能が注目されるようになってくるのかもしれません。
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