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山梨県:首都圏の大学への自宅通学を高校生へPR について考える

これまでにも何度か書いていますが、私は三重県の出身。
大学進学時には、名古屋の中心地にあるような大学であれば、頑張れば2時間程度で通える範囲ではあったのですが、最初から下宿生活を送ることを第一に考えていましたので、あえて名古屋の大学は志望しませんでした。

今は、経済的な問題もあり、できるだけ地元から通いたいという受験生も多いでしょう。
自治体としても、一旦地元を離れてしまうと卒業後に戻る可能性も低く、できるだけ定着してほしいという希望はあるのでしょうね。

都内大学へ電車通学 高校生へPR、県が要請 山梨の自宅から」(山梨日日新聞)という記事から。
 県交通政策課は、首都圏の大学へ進学を志望する国中地域の高校生に、JR中央線を利用した自宅通学の選択肢があることを伝えるよう、高校の教員に呼び掛けた。中央線の利用を促すとともに、県内の定住人口維持につなげようと、24日に甲府市内で開かれた公私立高校の進路指導主事が集まった会議でPRした。(後略)

うーん、片道2時間。1日往復4時間。
いくら、スマホで情報収集・発信しやすいと言っても、やはり無駄になる時間は大きいですよ。
「その間に勉強すればいい」ということかもしれませんが、できることは限られているでしょう。

今、大学での教育は、授業だけでなく、課外でも学生がグループで調査したり、議論したり、教え合ったりするような、そういう学びのスタイルが注目されていますから、その妨げにもなりかねません。

一度下宿をしても大学卒業後には地元に戻ってくるということを狙うのであれば、「4年生になったら、自宅から通おう」というキャンペーンでもいいかもしれません。
地元での就職活動もやりやすくなるでしょう。

また、進路指導主事の集まりでPRしたとのことですが、高校ではまだまだ携帯電話の所持については否定的なところも多いですよ(山梨県がどのような方針かはわかりませんが)。
そんな先生が、生徒に「通学時間にスマホを活用して・・・」なんて言ったら、生徒から「なんじゃそれ? じゃあ、今使うことを認めてよ」となってしまいます。

それでも、今の若者は地元意識は強かったりしますから、高校教員を通すよりも、直接生徒にPRすることを考えた方がいいかもしれませんね。

comments

自分自身のことで恐縮ですが、片道2時間弱×9年間、大学に通いました。電車の中は読書(マンガも含む)の時間としてそれなりに有意義でしたよ。車内が空いていれば、TAの採点業務をやったりとか。もっとも大学院に入ってからは、大学や友人宅に泊り込むことも多かったですが。もちろん、一人暮らしで得られるものも多いと思います。

山梨であれば特急電車も多く走っているので、県内から通学して欲しいのであれば、特急料金を半額補助するとか、県が具体的にできることがあるはず。それなのに、普通電車とか快速電車の話しか出てこないのが何とも残念ですね。カネは出さないけどクチは出すと(笑)。

  • 一言
  • 2013/10/28 12:14 PM

コメントありがとうございます。

運賃補助については、私も「やればいいのに」と思っていたのですが、すると今度は、県内の大学から「外の大学に進学することを推奨するのか」という声が聞こえてきそうな・・・。

  • kange
  • 2013/10/28 9:28 PM
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