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信州大:修士・博士課程5年一貫コースを新設について考える

地方の国立大は、「駅弁大学」などと揶揄されることもありますが、その地域におけるミニ東大であることは、かなり重要な役割であると思っています。
それと同時に、ある特定分野においては、東大に匹敵する、あるいは凌駕する実績を持つ。

そんな姿が、一つの理想像なのではないでしょうか。

信州大では、大学の特徴の一つである繊維分野で新しいコースを設置するようです。

5年一貫コース新設 長野・信州大、14年春入学から」(朝日新聞デジタル)という記事から。
 【鈴木基顕】信州大学は来年度から、上田市の繊維学部を拠点に、大学院に修士と博士課程を統合して5年一貫教育を行うコースを設け、企業などで世界的に活躍できる人材の育成を目指す。文部科学省のプログラムの事業採択を受け、年間2億7千万円の補助金を活用、学生の研究活動や海外留学などを支援する。(後略)

まず、このコースに入学する院生は、「ファイバールネッサンス」という言葉を、しっかりと理解している必要がありますね・・・
(私には、アーバンルネッサンスと同程度によく分かりませんが)

それはともかく。

繊維、ファイバーという言葉からは、布地や糸などをイメージしていますが、ここで対象となってくるのは、ナノテクノロジーであったり、バイオテクノロジーであったり、そういった分野ですよね。

博士課程でありながら、「研究者を目指すのでなく、ファイバー分野で企業を中心にグローバルに活躍できる人材」とはっきりと打ち出しているというのは、珍しいのではないでしょうか。

基礎研究だけではなく、お金になる技術開発を行うこと。
国内外の長期インターンシップなどは、そのあたりを意識したものですよね。
そこでは、どのようなプロジェクトに携わることができるのでしょうか。

企業での研究開発に求められる素養の一つに、プロジェクトマネジメントがあるかと思います。
インターンシップでも、そのようなポジションを経験することができれば、大学の研究室での研究とはまた違ったスキルを身に付けることができるのではないでしょうか。
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