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成果報酬型大学進学情報サイトについて考える

今年4月に以下のようなエントリーを書きました。
東洋大:紙の大学案内・願書の配布を取りやめ について考える

大学ホームページがあれば、大学案内は要らないということかもしれませんが、ネットでいつでも見られるということは、「見ようと思わなければ、存在さえ知られない」ということでもあります。

大学ホームページまで受験生を誘導する手段のひとつとして、いろいろな大学の情報を提供している進学情報サイトがあります。

リクルートやベネッセが大手ということになるかと思いますが、新たな参入もあるようです。

まったく新しい大学情報比較検索サイト 成果報酬型WEBサービス『進学COM』をスタート!」(ValuePress)というリリースから。
株式会社スマセルは、2013年9月2日に、新たな価値基準で大学選びができる進学情報サーチエンジン「進学COM」をスタートさせました。(http://www.shingakucom.jp/)  業界初となる完全成果報酬型を採用。大学側にとっても受験生にとってもメリットのあるWEBサービスを提供致します。(後略)


サイトはこちら→進学COM

いろいろな部分で、「大丈夫かな?」と心配になるサイトではあります。

まず、キャッチフレーズ「日本最大級の大学 新発見サーチエンジン」・・・何が最大級なのでしょう?
扱っている大学の数? 日本の大学の数には上限があります。
他のサイトでも、すべての大学について何らかの情報を得られますよね。
「たくさんある最大級のサイトのうちの、1つ」ぐらいのの意味でしょうか。

そして、独自のポイント評価。
ポイントの対象となっている項目が、「・・・など」でぼやかされています。
このようなポイント評価では、ポイント換算方法や計算式までは明らかにされないものなのかもしれませんが、どこまで信頼してよいものやら。

そして、ビジネスモデル。
このサイトを通して、受験生が大学を受験し、合格した時に、大学から支払われる報酬の一部が、学生に学習支援金として支払われるという仕組みのようです。
受験生の行動としては、
いくつかのサイトを利用して情報を収集→オープンキャンパスやパンフレットなどさまざま情報から志望校を絞り込む→お金が貰えるので、このサイトから申し込む
となります。
さて、このサイトに、大学がお金を払う価値があるかどうか。

もちろん、他の進学情報サイトと比較して、圧倒的にユーザーが多く、利用頻度も高いということであれば、また別の価値を有しているとは思いますが。
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