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10大学に100億円補助で、世界ランク入りを支援 について考える

私がこのブログを始めた頃からだと思っていますが、世界大学ランキングが注目されるようになってきました。

総合的なランキングというのは、どの指標を採用するのか、どのような重みづけをするのかで、大きく変わってくるので、あまり順位にこだわる意味はないと思っています。

でも、そういうのが好きは人は多いようです。

大学世界ランク入り支援、10校100億円補助」(YOMIURI ONLINE)という記事から。
 文部科学省は世界大学ランキングの上位100校入りを支援するため、10国公私立大学に対し、年100億円補助することを2014年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。
 10校を「スーパーグローバル大学(仮称)」に指定し、海外の大学との共同研究や著名な研究者の招請を後押しして、ランキングを上昇させることを目指す。(後略)

「スーパーグローバル大学(仮称)」よりも、「スーパーグローバル大学(笑)」の方がしっくりとくる字面。
「いや、それだけはやめときましょう」と言う人は、文部科学省にはいないのでしょうか。

そして、「10大学」という枠が示されると、「どの大学?」と気になりますね。
11大学ならば、旧7帝大+筑波+東工大+早慶かな?となんとなく予想がつきますが、10大学となるとどうなるのでしょう。ちょっとドキドキします。

ところで、世界ランキングに入ると、私たちにとって、どんないいことがあるのでしょう?
それが、明示されないと、とても賛成できる施策とは言えません。
ランキングに入ることが目的なのでしょうか。そんな見栄張ってどうするのでしょうか。

その100億円を使って、若手研究者のポストを増やして、トータルとして大学教員が研究にも教育にも、じっくりと時間を割けるようにするというのではダメですか?

その100億円を使って、給付型の奨学金を創設して、学生がアルバイトで時間をとられず、思う存分学習できる環境を作るというのではダメですか?

comments

そのとおりです。
足元を固めれば、結果は自ずとついてくるはずですし、今の状況をみる限りでは「グローバル化」という波をどのように利用していくかという攻めの姿勢というよりも、むしろ追従しているかのように見えてしまいます。

  • zyukenta
  • 2013/08/01 8:43 PM
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