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1学年100人〜1000人の大学就職率ランク について考える

最近の学部学科新設で多いのは、看護や医療技術系と児童教育系。
どちらも、資格・職業に直結した学部系統です。
資格・職業に直結しない学部学科であれば、志望校選びの指標として、必ずしも就職データは有効なものとは言い切れないのですが、このような資格・職業直結の学部学科では、資格取得率や、専門的な職業についた率というのは、重要な指標になります。

卒業生100人以上1000人未満の大学就職率ランク 医療系で求人は好調」(zakzak)という記事から。
(前略) 受験生の保護者からは「こんなに就職が厳しいのに、各大学発表の就職率が9割以上と高いのは本当なのか」と疑問の声も聞かれる。これはこれで正しい数字だが、算出方法によって就職率は変わってくる。ここでは厳しい方式で就職率を算出した。

 トップは群馬パース大で就職率100%。同大は2005年に開学した大学で、保健科学部に看護、理学療法の2学科がある。今春は検査技術学科を新設している。

 ランクに出てくるのはすべて医療系の大学で、就職が好調だ。2位以下には薬科大が並ぶ。昨年は3年ぶりに6年制に替わった薬剤師が卒業したため、大変な売り手市場となった。今年も就職は順調だったようだ。(後略)

薬学部については、まだ6年制移行の端境期ということですね。
採用する側も、空白期を一気に埋めるということではなく、年齢構成なども考慮して、数年をかけて補充していこうということかもしれません。

ただ、どこまで特需が続くかはわかりませんし、多くの薬学部が新設されて、新しい人材がどんどん輩出されてくるということを考えると、薬剤師としての10年後、20年後のキャリアを考えると、どういう働き方になっているのか、想像しづらいという懸念はあります。

ただ、例えば、女性が妊娠・出産・育児を挟みながら断続的に働き続けるということを想定すると、看護や医療技術、薬学系というのは働きやすい分野ではあるのでしょう。

そういったときに、数年のブランクができてしまうことになりますので、再び働き始めようと思った時に、母校でちょっとした再教育が受けられたりするといいかもしれませんね。
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