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一橋大大学院の課題「1人で居酒屋」について考える

「ヒトカラ」というのを最初に聞いたとき、その語感から「鳥唐」みたいな料理名かと思って、おぞましい想像をしてしまいました。
もちろん、ひとりでカラオケのことです。

ヒトカラでは個室にひとりですが、ひとり居酒屋だとそこに店員や客同士のコミュニティがあり、一つの社会としてフィールドワークの対象になるようです。

のれんの奥に文化あり 一橋大大学院の宿題「1人居酒屋」」(朝日新聞デジタル:全文閲覧は要登録)という記事から。
 1人で居酒屋に行く――。これが一橋大学の大学院の宿題だ。赤ちょうちんを都市の文化空間とみなした、れっきとしたフィールドワーク。学生たちにとっては、異文化との出会いの場でもある。(後略)

私も、特定の店に1人で飲みに行くのは好きなのですが、周りの客や店の人と会話をするということはありません。
そこの店員は忙しく動き回っていますし、お客はTVを見たり、本を読んだり、スマホをいじったり、今はそういうお客さんが多いのではないかと思います。
それはそれで、観察の対象にはなるかもしれませんね。

学生にとっては、ちょっと気持ちのハードルが高そうですが、社会問題を扱うフィールドワークでは、もっと厳しい環境の現場に赴くこともありますから、まだ楽しい課題の一つと言えるのではないでしょうか。
課題として行くのですから、お酒が飲めなくても問題はないでしょうし。

この科目は、最初から居酒屋でのコミュニティをテーマとしているのだと思いますが、 「ありふれた日常の中にも、感覚を研ぎ澄ませて観察すれば、おもしろさが見える」ということが分かれば、同じ手法で他の場所に行くことを考えてもいいですよね。
居酒屋は主に男性だと思いますが、では女性はどこで何をしているのだろう?と考えてみると、男子学生にとってはまったくの異文化に触れることになるかもしれません。
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