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奈良大:「歴史の甲子園」高校生の研究リポートを募集 について考える

先日、2つの大学の数学科を訪問したのですが、その時に先生が言っていたのは
「高校までの数学は、数学ごっこ」
「大学で取り組む数学の問題は、解は1つではないし、解がないかもしれない」
数学が得意で、数学が好きな学生が、数学科に入学しても、そのギャップは大きそうです。

多くの受験生にとって、「地歴・公民は暗記科目」と思われていますが、やはり、大学で学修する歴史も、高校までに勉強する歴史の延長線上にはないのでしょうね。

奈良大「歴史の甲子園」 高校生の研究リポートを募集」(msn産経ニュース)という記事から。
 奈良大(奈良市)は12日、全国の高校生が歴史や文化財などを研究し、成果を発表する「全国高校生歴史フォーラム」の研究リポートの募集を始めた。
 歴史や文化財の面白さを実感してもらおうと、奈良大が「歴史の甲子園」と銘打って平成19年度から開催しており、今年で7回目。(後略)

HPはこちら。
第7回全国高校生歴史フォーラム

最近は、歴史好きの女子「レキジョ」なんて言葉もあります。
そういう人たちは、暗記科目としての歴史とは、また別の見方をしているのでしょう。
歴史のロマン、ドラマ性などに魅かれている人も多いでしょう。

入口はそれでもいいのでしょうが、それもまた、大学で学修する歴史とはまた違っているのでしょうね。

この奈良大学のコンテストは、優れたレポートをまとめた高校生を大学へ招待するそうですが、せっかくなら、応募する段階で、電話でもメールでも、Skypeでもいいので、大学の先生のアドバイスを受ける機会があるといいですね(先生方は大変ですが)。

奈良大の広報ということから離れて、歴史を学びたい高校生を広く支援するという立場に立てば、他の大学の先生方も協力して、地元の大学の先生に直接話を聞くこともできそうです。

そこで、大学で歴史を学ぶことの入口に少しでも触れることになれば、より多くの生徒が歴史学の入口に足を踏み入れることになるのではないでしょうか。

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