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広島県:教員採用に留学生枠 について考える

日本企業が、日本人学生ではなく、留学生を積極的に採用するようになってきたという話は、ビジネス雑誌などでもよく見ます。

日本人学生にとっては、これから景気が回復して、新卒採用が活発になっても、競争する相手も増えているという厳しい話です。

これが、企業だけでなく、教員採用にも広がってくるかもしれません。

教員採用に留学生特別枠…広島」(YOMIURI ONLINE)という記事から。
教育に関心を抱いている留学生の皆さん、広島で教べんを執ってみませんか――。

 広島県教委と広島市教委は2016年度の教員採用試験から、国内の大学で教員免許を取得した留学生を対象に、特別枠での採用を始める。留学生の視点を教育現場で生かしてもらい、児童、生徒の国際感覚を育むのが狙い。(後略)

日本人の学生にとってみれば、まだまだ地域によっては大変厳しい教員採用であるにも関わらず、留学生特別枠が設けられることで、より競争が厳しくなってきますから、あまりうれしい話ではありませんね。

教職課程の日本人学生に、国際感覚を身につけさせるよりも手っ取り早いということでしょうか。
だとすると、教職課程に限らず、「大学での国際教育って役に立たないの?」ということにもなりそうです。

先日、私が通っていた小学校のHPを見てみると、日本語版だけではなく英語版、中国語版、ポルトガル語版、スペイン語版のページがありました。
日本の大学のHPでも、なかなかそこまでの言語に対応しているところは少ないのではないでしょうか。
三重県の田舎ですが、特に日系ブラジル人が多いそうです。

ということで、学ぶ側もやはり国際色が豊かになっていくのでしょう。
そういった児童・生徒たちに、いかに「日本」というものを教えていくかという意味での国際感覚を、日本人学生に身に着けてもらうということも重要な課題になりそうです。
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