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ミュージカル『ZANNA』ゲネプロ観覧で考える(大学ネタではないです)

いつもの、AMNさんからご招待いただき、
日比谷のシアタークリエで2月18日から開演のオフブロードウェイミュージカル『ZANNA』の通し稽古を観覧しました。
独身時代はミュージカルも含め、よく演劇を見に行っていましたが、こうやってゲネプロを見るというのは初の機会です。

舞台は、アメリカの架空の町ハーツビル。そこの高校生たちを描いたミュージカルで、曲調もglee(ちゃんと見たことない)や、ハイスクールミュージカル(映画版だけ見た)みたい明るくポップな感じ。
ハイスクール物らしく、フットボールの応援や、学園祭でのミュージカル公演、そしてクライマックスは、やはりプロムです。



ただ、普通ではないのが、その世界が、同性愛がデフォルト、異性愛の人間が少数派で異端視されているというパラレルワールドであるということ。
多くの人間が当たり前だと思っていることが、少数派にとっては決して当たり前ではないということを描くには、この逆転設定というのは有効ですね。
恋愛観だけではなく、チェスがセクシーな競技でフットボールはマイナーなスポーツ、バーではビールではなく1パイントのジョッキに入ったミルクを飲むということで、男性的・女性的という価値観までが逆転した世界です。

そこで、同性のカップル作りを魔法で助ける男子高校生の名前がザナ。転校生のスティーブは彼に助けられながら学校に馴染み無事に彼氏もできたが、学園祭のミュージカルで異性愛のカップルを演じることになったところ、本当に恋愛感情をもつようになってしまって大騒動に・・・というお話。

ラストの魔法は、それが正解だったのかどうか、私にはうまく解釈できませんでした。
まあ、自分に芽生えてしまった恋愛感情を恥じることなく、抑えることなく、恋心に誠実に行動することこそ、最強の魔法、ってことかもしれませんね。
(ネタバレにならないように)

ただ気になったことは、同性愛の世界だからといって、別に男性がオネェ言葉になる必要はないんじゃないかな?というところ。
海外のものを見ても同じように女性的な仕草になっていますから、そんなものかもしれませんが。

ザナ役の田中ロウマくんは、自らゲイであることをカミングアウトしているそうですが、演じていてどうなのでしょう?
LGBTの人たちが見たらどう感じるのか、興味のあるところです。

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