September 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

進路指導主事9割超が進路指導「難しい」 について考える

以前、「リクルート高校調査 生徒の進路指導「難しい」が9割以上 について考える」というエントリーを書きました。
そこでは、「簡単な進路指導ってあるのか?」といったことを書いています。

生徒の将来を決める第一歩です。簡単なはずはありません。

新しい調査結果が出たようですが、やはり「難しい」に変わりはありません。

高校での進路指導「難しい」9割超」(全国私塾情報センター)という記事から。
リクルートマーケティングパートナーズが、2012年10月に全日制高校(一部単位制を含む)の進路指導主事1,179人(回収率23・6%)を対象とし、高校の進路指導に関する調査を行った。
調査によると、高校における進路指導の難しさについて「難しいと感じている」割合は91・2%に上り、10年に調査(前回)した92・8%から高止まりとなった。この要因として挙げられたのは、「家計の問題」25・7%でトップ。次いで2位は、前回調査3位の「進路選択・決定能力の不足」24・3%(前回比2・8%増)である。(後略)

リクルートからのリリースはこちら(PDF)
高校進路指導の困難の要因、引き続き「家計面の問題」がトップ
大学・短期大学に期待することは「わかりやすい学部・学科名称」


難しい要因の1位「家計の問題」。
これは、進路指導の先生としても、何ともし難いところ。
目の前の生徒が自分の家庭の状況を完全に把握しているわけではありません。
3者面談で、子どもの前で保護者が家計の状況を正直に話すとも思えません。

先生としては、保護者に対して「お子さんには、まず進学するために出せるお金をまずハッキリと提示してください」と説明し、生徒に対しては保護者とどう交渉するかを教えるしかないのだろうと思います。

意外に今の子どもたちは、保護者に対して過度に気をつかっている、遠慮しているということも多いようです。
「わがままを言う」「無理を言う」では困りますが、「自分はこれだけのことをしたいから、学費や生活費を出してください」と言える生徒であれば、入学後の学習に臨む態度もまた違うでしょう。

MicrosoftのCMだったと思いますが、子どもが親に、犬を飼わせてほしいというプレゼンをするというのがありましたね。
そんな家庭はちょっとどうかと思いますが、ひとつ大人になってから、大学に入学してもらってもいいのではないでしょうか。
pagetop