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シニア向けの戦略は誤解だらけ について考える

「大学が多過ぎる」と言われることがあります。
何に対して多いのかというと、「受験人口に対して」ですよね。
少子化で受験人口が減少しているのであれば、高卒年齢層だけを対象にするのではなく学生の層を広げればいいと、誰もが考えられること。
例えば、大量にいる団塊世代など。

でも、大学に限らず、シニアマーケットの攻略というのは、実際は、なかなかうまくいかないようです。

「時間たっぷり」は誤解 間違いだらけのシニア攻略 」(日本経済新聞)という記事から。
 65歳を迎える団塊世代の大量退職をあてこんで、ここ数年「シニア向け」の商品やサービスが次々と登場している。しっかり需要を捉えたものがある一方、攻略が難しいとされる定説通りに苦戦するケースも目立つ。この世代特有の「感覚」を見落としていたり、誤った先入観に引きずられたりと理由は様々。つまずきの実例から、思わぬ落とし穴にはまらないための教訓を探る。(後略)

何度か、シニアを大学にどう取り込むかということについて触れてきました。
スイス:高齢者のための第3期大学が広がる について考える
ただ、必ず書いてきたことは、「時間もお金も余裕のあるリタイヤ世代って本当か?」という疑問。
やはり、記事にあるように、そこには誤解があったようです。
さらに、今後、若い世代もひとりでは充分に生活できなくなると、高齢者も若者も身を寄せ合って生活することになります。
そこに、「学ぼう」という欲求が出てくるかどうか。
あまりマーケットとしては、有望とは言えないかもしれません。

さらに、明らかに「シニア向け」を謳ったものを嫌うというのも、分かる気がします。

高齢者だけを集めるのではなく、学生の休暇中の集中講義や、土・日を使ったエクステンション的な講座を開放して、いろいろな年齢層の学生が受講できるようにする。
そんなところから始めるといった感じでしょうか。
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