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団塊世代「若者を指導」なら奨学金増額について考える

これまでも、このブログでは、シニア世代、団塊世代と大学とのかかわりについて考えてきました。

立教大 団塊向け本格講座開設について考える
徳山大 団塊入学者に授業料半額について考える
団塊向け短期留学プランについて考える
社会人の学び直しについて考える
少子化時代の高齢者向け大学

これまでは、公開講座などの形で、「社会貢献」「地域サービス」のような意味合いが強かったと思いますが、これからは、大学にとっての新たな顧客層になっていくのでしょうか。

団塊世代を奨学金に成果主義…静岡産大「若者を指導」なら増額 』(フジサンケイ ビジネスアイ)という記事から。
 静岡産業大学(静岡県藤枝市)は、55歳以上の社会人入試合格者を対象に、サークルでの若い学生の指導など学事活動に応じて奨学金の給付額が決まるなどの「ルネッサンス入学制度」を2008年度入試から始める。自ら学びながら学内の活性化に一役買ってもらおうと、“成果主義”を導入したのが特徴。

 社会人入試の募集は情報学部の情報デザイン学科2人、国際情報学科2人の計4人。短大卒などを条件とする3年次編入も計4人募り、選考は面接と書類審査で行う。

 30万円の入学金を一律10万円減免するほか、授業でのチューターや外国人留学生との交流など「模範となる学事活動」の評価と学業成績に応じて年額40万〜20万円の奨学金を給付。再就職のあっせんを希望する場合は、大学の就職支援プログラムを利用できる。

これまで私が疑問に思っていたのは、「本当に団塊世代が、学ぶ意識が強いのか」ということ。あるいは「本当にお金に余裕があるのか」ということ。

そして、彼らを単に学生として扱うだけではなく、指導的な立場、生きた教材としても活躍してもらいましょう、ということも書いてきました。

今回の、静岡産業大の取り組みは、私の考えが制度化されたものですね。
(このブログを参考にしたわけではないでしょうが・・・)

うまく軌道に乗れば、最初に入学してきた社会人学生が卒業しても、その人の会社の後輩などに引き継いでいけそうな気がします。
成功するといいですね。

でも、これは良く考えたら、何も社会人学生だけが対象の制度である必要はないですよね。
どの年齢の学生であっても、自分の学習・研究+αのことをすることによって、大学に貢献した場合は、何らかの表彰・インセンティブがあってもいいでしょう。
自分の活動をプレゼンテーションしてもいいです。
「お金で釣るのか?」という声も聞こえてきそうですが、それで自分の勉強にもプラスになるのであれば、奨学金としての意味はあるんじゃないでしょうか。

ただ、「成果主義」という表現は、やや扇情的な見出しだと思います。

団塊の世代だから定年後も出番がある
60歳からの10年は「自分力」で生きる
リタイア・モラトリアム
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