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徳島県:関西3私大とUターン就職支援の協定 について考える

最近の学生は、地元志向が強いというのはよく言われていることですが、では、いったん地元を離れた学生の卒業後はどうでしょうか。
地方の大学生が都市部で就職活動をするのも大変ですが、都市部の学生が地元で就職活動をするのも、やはり大変です。

そこで、大学と自治体が連携してUターン就職を支援しようという動きがあります。
龍谷大:鳥取県と就職支援協定 について考える

同様の連携を、徳島県が取り組み始めています。

Uターン就職を支援へ 徳島県、関西3私大と協定」(徳島新聞)という記事から。
 徳島県は19日、県出身大学生のUターン就職を支援するため、龍谷大学(京都府)と就職に関する協定を結んだ。関西学院大(兵庫県)とも22日、立命館大(京都府)とも1月30日に結ぶ。初の試みで、県内企業を集めた合同説明会を大学キャンパスで開くほか、県内企業の求人情報と大学が持つ求職情報を提供する窓口を県労働雇用政策局に設ける。県出身者の多い関西の他大学にも今後、協定を呼び掛ける。(後略)

龍谷大が、鳥取に次いで徳島とも協定を結ぶということは、大学としても手ごたえがあったということでしょうか。

先のエントリーでは、全国から学生を集める大学であるためには、全国に卒業生を戻すことも重要だが、全国の自治体とこのような連携を協議していくのは大変だ、といったことを書いています。
徳島県が複数の大学との連携を進めているということは、大学による戦略的な動きというよりは、自治体からのアプローチということなのでしょうね。

龍谷大の場合、徳島へのUターン就職率が30%ぐらいということですが、これは高いのでしょうか、低いのでしょうか。
あるいは、県出身者全体で見ると徳島県の場合はUターン就職率はどれくらいなのでしょう。

ちなみに、富山県は県外大学へ進学した学生のUターン就職率が57.4%だそうです。
Uターン就職率 過去最高」(チューリップテレビニュース)
県の産業規模、自治体の支援、大学の支援、いろいろな要素はありますが、差は大きいですね。

これまで、あまり注目されてこなかった数値ですが、学生の地元志向が強まる中、大学にとっても「●●大学の○○県のUターン就職率は××%」といった数値は、「地元から離れて進学しても地元で就職できる大学」として重要な指標になってくるかもしれません。
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