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スタンフォード大 健康推進コミュニティ開設について考える

現在、企業においては、社員の健康(身体的にも精神的にも)をしっかりと守った上で、成果を上げていく事が強く求められています。
では、学生の健康を管理するのは誰なのでしょうか。
保護者の庇護から放れて(放れない人も多いのですが)、自分の健康に自分で責任を持ちはじめるのが大学時代です。

スタンフォード大学が健康推進コミュニティ「BeWell@Stanford」開設』(TechCrunch Japanese)という記事から。
バレーのスタートアップ&社員の羊水スタンフォード大学が、在学生と教職員合わせて3万人に健康な暮らしを推進するオンラインコミュニティ「BeWell@Stanford」を公開した。

BeWell@StanfordはWellsphereがシステムを運営している。メンバーは個別にアドバイスを受けたり、健康情報、キャンパス内と最寄りの健康アクティビティを調べたり、似たような人に出会ったり、支援・助言・応援のためのグループを結成できる、そんな情報と人の集まる中心を提供している。

「より健康的なスタンフォード大学」を実現するサイトだと、スタンフォード大学シニアアソシエイツ運動顧問Eric Steinは語る。

サインナップするとユーザーは直ちに活動・興味・共通のゴールを基にグループに入会できる。自分の進歩を投稿で報告すると、専門家や仲間からアドバイスや励ましをもらうことができるし、ストリーミング動画の視聴・共有も可能。互いをほめあい、友だちや家族を招待することもできる。世界を変えるスタートアップで残業で夜遅くまで働いていると、指でキーボード叩いてるだけじゃなく野外に出て体を動かすよう、パーソナライズしたアップデート情報も届く仕組みだ。

ユーザーは近在市のパロアルト、メンローパーク、レッドウッドシティとその周辺エリアのWellsphere健康情報ディレクトリを見て、キャンパス外のWellsphereコミュニティの人たちとも交流できる。


スタンフォード大学は、いわずと知れた世界でもトップクラスの大学。
卒業生は各界で活躍しているが、最近だとgoogle創業者が在学していた大学としても有名ですよね。
シリコンバレーとも近く、地理的にも人材的にも密接な関係にあります。
よりよく頭を回転させるには、やはり健康が重要だということなのでしょう。

Wellsphereというのは、健康をテーマにしたSNS。
そして、そのWellsphereをスタンフォード大用にカスタマイズしたものがこのBeWell@Stanfordですね。
スタンフォード版だけのサービスもありつつ、通常のWellsphere会員との交流もできるという作りのようです。

サイトを見て気になるのは、登録(Join Now!)ボタンのところにある"Get a free lunch"の文字。
どういうシステムなのかはわかりませんが、登録すると無料のランチがいただけるようです。
こういう誘い文句がないとなかなか動かないというのは、アメリカも日本も変わらないですね。

一人一人をケアしながら、学生同士の交流の場を作り、大学の施設利用なども促していく。
日本の大学にも、大いに参考になると思います。
複数の大学がシステムを共有して、大学ごとのサービスを運営しつつ、他大学の学生とも横の情報交換ができたりしたら面白いですよね。
これまでとは別の形でのインカレサークルができそうです。

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comments

free lunchとは文字通りの意味ではなくて、この場合には登録料は必要ありませんとの意味です。日本語でも「ただ飯は食わせない」といったら、ちゃんと働いてもらうとの意味になります。

  • タダ大好き
  • 2007/11/03 3:00 PM

タダ大好きさん、ありがとうございました。
そういう意味なんですか。

でも、上に"It's free."というのがありますし、ここの項目には、ずらーっと「登録するとできること」が書かれているので、文字通りでいいんじゃないですかね。

  • kange
  • 2007/11/04 1:29 AM
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