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佛教大 仏教学部復活について考える

仏教系の大学は宗教色を薄めるという傾向が、長年続いてきました。最近でも、種智院大学仏教学部から人文学部への名称変更、四天王寺国際仏教大学から四天王寺大学への改称などがあります。

まあ、受験生からは人気がないということでしょうが、その流れに真っ向から勝負する大学が現れました。

佛教大が45年ぶりに仏教学部を復活へ』(asahi.com)という記事から。
 シンボル学部を復活させます――。佛教大(京都市北区)は2010年春をめどに、仏教学部を45年ぶりに設置する計画を23日、発表した。志願者の減少で、大学や学部の名前から「仏教」を外す動きが相次ぐ中、特色を出すために再生させる戦略だ。

 佛教大は1949年に専門学校から大学に昇格した際、仏教学部を開設した。だが、「より多くの学生が仏教(浄土宗)を学びやすいように」と65年、文学部に改組し、現在は文学部人文学科に「浄土・仏教コース」などが残るだけ。今回は、文学部から独立させて開設するとしている。


私自身は、若い世代と宗教の親和性は決して低くはないと思います。

ゲームや漫画の世界では、仏教(だけではなく、宗教全般)を背景にしたものが、結構あります。その宗教についての知識があると、そのような作品をより楽しむことができます。(私の時代だと、荻野真の『孔雀王』とか・・・)
ただし、時には、オカルトと結びついたり、カルト宗教が布教のために漫画を利用したりしていて、決して宗教にとって良い状況とは言えません。
そういう意味では、正しく宗教について理解しておく必要があります。

大きく言えば、その国の文化を語るときに、宗教は切り離しては考えられないでしょう。

日本の場合、戦前の国家神道からの反動が強かったのか、教育の中で宗教について触れることを避けてきたような気がします。
日本ほど、宗教をニュートラルに考えられる国は、他にはそうないはずなのに、もったいないですよね。

とは言え、18歳の時点で、仏教を専門的に学ぼうという高校生はなかなか生まれてこないでしょう。
宗教を学び、宗教家ではなく、宗教を基盤に他の道へ進むというモデルケースがイメージしづらいものがあります。
佛教大学の仏教学部は、学部として設立するようですが、ある意味、専門職大学院のようなポジションになっていくのでしょうね。

comments

こんにちは。私は佛教大学文学部卒業生です。この度の仏教学部復活を評価します。ここ数年の貴大学の頑張りを嬉しく思います。最近の暗いニュースの背景には信仰心や儒教、仏教の教えの低下があるのではと思います。貴大学の付属の幼稚園のように仏教、儒教信仰心を育む教育をすればまさに(人間力をつける)ことになり社会貢献につながると思います。
高校生が信仰心等を身に付けるのに佛教大学を選んでもらえるよう関西エリアの高校に働きかけやキャンペーンをすることを希望します。
最後に佛教大学の益々のご発展をお祈りします。 祝!95周年

  • ひでりん
  • 2007/10/27 12:49 PM
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