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上海・復旦大学大阪進出について考える

数年前に、ある私立大学の先生から「相当数の海外の大学が、日本に手を伸ばす準備をしている」という話を伺いました。
旧帝大のような国立大学とは直接競合するので、トップの私立大学と連携したりということもあるのではないか、と。

上海・復旦大学が大阪進出』(asahi.com)という記事から。
 
中国・上海の復旦大学は22日、高い能力を備えた中国語の教員を育成するために、大阪市内に来春、修士課程を教える拠点を開くと発表した。毎年、中国語のできる日本人30人程度を受け入れ、2年目からは上海の本校で学ぶ。開設場所は通訳・翻訳家を育成・派遣する「インターグループ」大阪本社(大阪市北区)の施設を利用する方針。


復旦大学と言えば、中国でも北京大学と並ぶトップクラスの総合大学です。
多くの日本の大学とも留学協定などを結んでいるようで、よく大学案内の留学ページで目にする大学です。
実際、すでに日本からの留学生も多くいるようですね。

かつての、受験人口急増期にその受け皿として乱立していた海外の大学の日本校とは、わけが違います。
限られた分野で、数も限られているとは言え、トップの大学が、優秀な学生をを取りに来ています。

今後もこういう話は増えていくのだと思います。
これまで、日本の大学は、文科省の認可という非関税障壁(?)によって、国際競争から守られていました。
流れは、規制緩和と自由競争です。

さて、日本の大学はどうするのでしょう。
国内の受験生を固めますか?
海外へ打って出ますか?
海外から引っ張ってきますか?

こういう文脈で見るとと、先日の早稲田の留学生構想も大きな意味のあることなんですね。
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