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徳山大 団塊入学者に授業料半額について考える

身もフタのもない言い方になるが、大学にとっての新たな収入源としてシニア世代が注目されている。
でも、成功しているという話はあまり聞かない。
団塊世代は「お金がある」というイメージで捉えられているが、本当にそうなのか私は疑問を持っています。

団塊入学者に授業料半額』(中國新聞)という記事から。
 周南市学園台の徳山大は、50歳以上の入学生の授業料を半額とする「シニア世代特別支援」制度を創設し、来年度から運用する。退職期を迎えた団塊世代を中心としたお年寄りの学習意欲の高まりに応えるとともに、多世代の交流によるキャンパスの活性化が目的だ。対象は、来年4月1日で満50歳以上になる高校の既卒者か大学入学資格検定の合格者。学問の関心がある分野や志願の理由を尋ねる面談などで選考する。


このような制度を導入する際に、どれくらいのリサーチが行われているのでしょうか。
・通学エリアにどれくらいのターゲット層がいるのか。
・彼らの中で、どのくらいの人が就学意向を持っているのか。
・大学に入学するための最大のハードルは何なのか。授業料なのか。
・授業料を半額にすれば入学してくれるのか。
こういったことをリサーチできているのでしょうか。

あるいは、団塊世代から、このような要望がでてきているのでしょうか。

どうも、「思いつき」の感が否めません。
企業がこのような新しい施策に取り組む際には、必ず、その施策によって、どれぐらいのプラス効果を目標としているのかが合わせて発表されます。
例えば「これにより、○億円の売り上げ増を見込んでいる」とか「これにより、○○人の会員増を目標としてる」とか。

そのような目標がなければ、検証はできません。
もちろん、発表していないだけで、学外では考えられているのかもしれません。

さて、どれくらいの入学者が集まりますでしょうか。
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