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学都仙台コンソーシアムが復興大学設置を検討について考える

大学の使命は、教育・研究・社会貢献。
教育も研究も社会貢献だとは思いますが、「直接的な社会貢献」が期待されているということでしょう。

東北地方の大学にとっては、自身の大学の復興もちろん大切ですが、地域の復興に何ができるかということも、やはり大切ということですね。

学都仙台コンソーシアムが「復興大学」設置を検討」(河北新報)という記事から。
 宮城県内の大学、短大などでつくる「学都仙台コンソーシアム」などが、今後の復興を担う人材の育成拠点「復興大学」(仮称)の設置を検討していることが2日、分かった。早ければ来年度にも開学する方針で、講義以外に被災地実習などを盛り込み、現場に強い人材の育成を目指す。(後略)

「復興大学」といっても、一つの大学を作るわけではなく、コンソーシアム参加大学共通の副専攻のようなものと考えればいいのでしょうか。

今回の震災からの復興は長期戦になることが見込まれています。
そういう意味では、大学の地元で働いていこうという者は、当然、何らかの形で復興に携わることになります。
その際に必要な知識や技能を、大学時代に身につけておくということは、確かに大切なことでしょう。

ただ、震災からの復興は、東北だけの問題ではありません。
他の地域の大学は、この仙台のコンソーシアムの動きを「がんばれよ」とエールを送るだけしかできないのでしょうか。

コンソーシアムには参加していない、全国の大学からプログラムを募ってもいいのではないでしょうか。
各大学は、無償で授業を提供することで、復興人材の育成を支援するということです。

場合によっては、他地域の大学が提供する科目については、その大学の学生と、復興大学の学生が共同で実習するようなことがあってもいいのではないでしょうか。

副専攻のような形式であれば、それほど多くの科目は配置できないかもしれませんが、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
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